▲ 

ニュースリリース

平成28年における交通死亡事故の発生状況と対策、安全運転のお願い

平成29年1月25日
西日本高速道路株式会社

NEXCO西日本(大阪市北区 代表取締役社長:石塚 由成)は、管内における平成28年の交通死亡事故発生状況をとりまとめました。

発生状況のポイントと安全運転のお願い※NEXCO西日本調べ

  • 48件の死亡事故が発生し、53名の尊い命が失われております (平成27年:62件(▲14件)、69名(▲16名))
  • 死亡事故のうち「車外放出事故」が9件発生、前年の2倍以上 (平成27年:4件(+5件))

    ⇒これらの事故はシートベルトを着用していれば最悪の事態を回避できた可能性があります。

    「全席シートベルト着用」の徹底をお願いします。

  • 「対人事故」が5件 (平成27年: 3件(+2件)) 、「対停止車両事故」が10件 (平成27年:12件(▲2件))発生

    ⇒高速道路上で「人」や「停止車両」に衝突する “まさか!(※)の事故” が後を絶ちません。

    「漫然運転防止」と「車間距離確保」の徹底をお願いします。

    ⇒また、万が一事故・故障に遭われた際は、まず「後続車に合図」のうえ、速やかに「安全な場所へ避難」していただき、110番・道路緊急ダイヤル(#9910)などで「通報」をお願いします。

このほか、高速道路をご利用される際には、以下についても遵守していただくようお願いします。

[ドライバーの皆さま]
「安全速度での走行」「こまめな・早めの休憩」「渋滞後尾でのハザードランプ点灯」
[運行管理者の皆さま]
「乗務時間等に係る基準の遵守」「乗務員の健康状態や労働実態の確実な把握」
通常、高速道路の本線上に、人が立っていたり、車両が止まっていたりすることはありませんが、事故や故障等により、こういった事態が発生していることがあります。
まさか!の状況にも対応できるよう、常に前方に注意しながらご走行下さいますようお願いいたします。

NEXCO西日本の取組み

NEXCO西日本では、各種交通安全対策に取り組んでおり、特に「暫定二車線区間における安全対策」と「逆走事故」については、以下のとおり更なる対策を実施してまいります。

  • 暫定二車線区間の正面衝突事故の緊急対策として、ラバーポールに代えてワイヤロープを試行設置することによる安全対策の検証を、今春より山陰道(江津道路)、浜田道、松山道及び東九州道の一部区間において行う予定としております。
  • 逆走事故ゼロを実現するため、物理的・視覚的対策を実施しており、さらに、民間企業等から逆走車両の自動検知、警告、誘導する技術等の募集をNEXCO3社合同で行っております。いただいた技術提案につきましては、実道での検証のうえ、平成30年度からの実用化を目指しております。
Get Adobe Reader

PDFファイルをご覧になるには、Adobe Readerが必要です。