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技術・ノウハウを活用したさまざまな事業

点検技術を活かした事業展開

管内高速道路以外でも、点検・調査事業を行っています

NEXCO西日本エンジニアリング四国では、2016年に北海道の直轄国道橋の鉄道交差部でJシステム新規ウィンドウを開きますを使った打音検査スクリーニング調査を実施しています。また、中国、四国の直轄国道トンネルや県管理道路トンネルの点検チョーキング後にイーグル新規ウィンドウを開きますで覆工撮影を行い、点検カルテ作成の省力化や正確な点検記録画像の保存に貢献しています。

国土交通省では2016年度、「橋梁における第三者被害予防措置要領(案)(平成28年12月)」で、赤外線サーモグラフィ装置を用いた非破壊検査が適用可能な箇所は非破壊検査を実施するように改定しました。また、Jシステムは、次世代社会インフラ用ロボット現場検証委員会橋梁維持管理部会で、コンクリート構造物のうき・剥離を検出可能な非破壊検査技術として評価されました。これらにより2017年度以降の国土交通省の第三者被害予防措置の打音検査スクリーニング技術として、一般国道への事業拡大が予想されます。なお、JシステムはNETIS新規ウィンドウを開きますで準推奨技術に昇格しました。

イーグルも、次世代社会インフラ用ロボット現場検証委員会トンネル維持管理部会で、近接目視支援技術として試行的導入に向けた検証を推奨する技術に評価され、試行検証を行っています。

今後も、当グループ内で開発された技術の高速道路以外への適用について分析・検証を行い、国内外問わず、さまざまな事業展開をめざして取り組んでまいります。

写真:Jシステム:赤外線を使ったコンクリート診断

Jシステム:赤外線を使ったコンクリート診断

写真:イーグル:走行しながらの撮影・高精度計測が可能

イーグル:走行しながらの撮影・高精度計測が可能
(一般車両の走行を阻害しない照明を採用)

高速道路管理のノウハウを活かした業務受託

地方自治体等が管理する道路で、交通管理や構造物・設備の管理・保守・点検を受託しています

2016年度は、2015年度に引続き公社が管理する橋梁の点検および検討業務について受注しました。また、高速道路を橋でまたぐ跨道橋(OV)新規ウィンドウを開きますついても、管理する地方自治体から点検等を受注しています。2016年度は前述の受注に加え、新規に開通した路線の管理・保守・点検を受託しています。

2017年度も、これらの業務の継続受注とともに新規路線の受注をめざし、高速道路管理で培ったノウハウや技術を活かした業務を提案・実施していきます。

写真:橋梁点検業務

橋梁点検業務

写真:ETC保守業務

ETC新規ウィンドウを開きます保守業務

▼道路管理に関する主な業務受託

有料道路 業務内容

南阪奈有料道路

大阪府道路公社管理区間

土木維持管理(土木清掃・雪氷対策・維持修繕)、施設保守業務、ETC保守業務、ETC設備更新設計、料金収受業務
堺泉北有料道路 ETC保守業務、ETC設備更新設計

京都縦貫自動車道

京都府道路公社管理区間

ETC保守業務、ETC予告アンテナ新設
ながさき出島道路 トンネル側壁清掃、トンネル排水施設清掃
広島高速道路 橋梁点検
一般道路 区間 業務内容
小郡萩道路
(一般国道490号)
美祢東JCT~絵堂IC 道路の包括維持管理
山口宇部道路
(県道6号山口宇部線)
朝田IC~宇部東IC 道路の包括維持管理
広島中央フライトロード
(県道73号広島空港線、
県道49号本郷大和線)
河内IC~大和南IC 交通管理に関する業務
松江だんだん道路
(一般国道485号松江第五大橋道路)
松江JCT~川津IC 交通管理に関する業務
県道大見吉津仁尾線 三豊鳥坂IC ICの維持管理

一般自動車道の運営事業への参画

維持管理ノウハウを活かした事業を実施しています

NEXCO西日本グループの芦有ドライブウェイ(株)では、道路の維持管理に豊富なノウハウを持つNEXCO西日本と維持管理協定を締結し、路面やトンネル側壁の清掃にNEXCO西日本の保有車両を使うなど、業務の効率化を図っています。

トンネル側壁の清掃では、延長約1kmを人力の場合2週間近くかかっていたものが、1日足らずで効率的に実施することができ、捻出された時間を他の作業時間に有効に活用しています。

また、高速道路のパーキングエリアと連携を図り、芦有ドライブウェイの認知度向上と利用促進に努めています。

写真:復旧後(2015年7月13日撮影)

RDW四季折々の風景

環境技術で社会に貢献

ウルトラファインバブルを活用した環境技術をさまざまな事業分野に展開しています

ウルトラファインバブルは1μm【1/1000mm】以下の超微細気泡のことで、水の洗浄効果を向上させる環境技術です。NEXCO西日本グループではこのウルトラファインバブルを生成した水によるトイレ清掃、構造物の塩分洗浄を実施しています。

ウルトラファインバブル水をトイレ床面に噴霧してモップ拭きするだけの作業で、従来の放水とデッキブラシ清掃に比べると、格段に人と環境にやさしい清掃となっています。現在、NEXCO西日本管内の休憩施設の約90%にUFB清掃を導入しています。また、高速道路だけでなく、スーパーやホテルなど環境を重視した施設清掃に活用が広がっています。

写真:トイレ床面清掃状況

トイレ床面清掃状況

写真:トイレ床面清掃状況

ウルトラファインバブル水を高圧で吹き付けることにより、従来の通常水に比べ付着した塩分を効率的に除去することができ、作業効率も向上しています。構造物の老朽化対策として、高速道路だけでなく塩害に悩む様々な施設設備での活用が期待されています。

写真:桁端部塩分洗浄状況

桁端部塩分洗浄状況

ウルトラファインバブルは、鮮度保持や生物の成長促進といった効果が期待できるため、農水産業分野でも活用が進んでいます。(株)Ligaricはウルトラファインバブル生成装置の提供を通じて地域産業振興にも一役買っています。

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グループの資産・人材を活用した地域貢献

高知県大豊町の観光施設で指定管理者事業、農業事業を行っています

NEXCO西日本グループの資産や人材を活用した取り組みの一環として、NEXCO西日本エンジニアリング四国では、2011年度より高知県大豊町の拠点観光施設「ゆとりすとパークおおとよ」および「道の駅大杉」の指定管理者として、施設管理と農業事業を展開しています。

また、高知大学と連携し、「ウルトラファインバブル水」(超微細な気泡を含んだ水)を用いたブルーベリーの育成促進実験や、接客や農作業を通した地域協働実習場としての活用にも取り組んでいます。

写真:スイスフェアの様子

スイスフェアの様子

写真:出張販売の様子

出張販売の様子

出張販売の拡充による大豊町の知名度向上を目的に、高松市や松山市など県外にも積極的に出店しました。

写真:道の駅「大杉」(店舗改修前)

道の駅「大杉」(店舗改修前)

写真:道の駅「大杉」(店舗改修後)

道の駅「大杉」(店舗改修後)

道の駅店舗改装にあわせ、販売商品に大豊町で栽培生産されている農作物を使った商品を加えました。

写真:高知大学学生の実習(椎茸の仮伏せ)の様子

高知大学学生の実習(椎茸の仮伏せ)の様子

写真:ウルトラファインバブル生成装置「バビタス」による散水風景

ウルトラファインバブル生成装置
「バビタス」による散水風景

高知大学地域協働学部と連携し、接客や農作業を通して、地域協働実習の場を提供しました。