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第三者意見

写真:神戸大学大学院 経営学研究科 教授 南 知惠子 様神戸大学大学院
経営学研究科 教授
南 知惠子

「コミュニケーションレポート2016」では、まずNEXCO西日本グループの基幹事業である高速道路事業について、高速道路事業それ自体が、建設・維持管理を含め、どのように計画・遂行されているか、また企業としていかにコスト負担を下げながら効率の良い事業計画を進めているかを、写真、イラスト等の画像情報を効果的に使いながら、詳細にわかりやすくステークホルダーに伝える努力をしていることが評価できます。またレポートの要約版と全体版(ウェブサイト版)とで、内容の焦点の当て方や専門性のレベルを変えることで、媒体によって伝え方を工夫しているのも良いと思います。

新名神高速道路の事故で人命が失われたことや、また取引における不祥事は大変残念なことではありますが、トップのメッセージやコーポレート・ガバナンス新規ウィンドウを開きます体制の詳細な説明は、企業としての再発防止へのコミットメントが伝わる内容となっています。これは企業の社会的責任としては当然ではありますが、道路事業というインフラに関わる事業を推進するうえで、社会的に大きな役割と責任を担っているということが改めてクローズアップされる内容となっていると思います。

2016年度版ではレポートの初めでCSR新規ウィンドウを開きますに対する考えを明確にし、ステークホルダー新規ウィンドウを開きますに対してどのようなコミットをしていくか、重点課題と具体的な取り組み内容を一覧の形で示されている点も、昨年度版より改善されていて良いと思います。

課題としては、2016年度からの中期経営計画にも触れられていますが、策定の背景を簡単に紹介するにとどまらず、高速道路の大規模なリニューアルプロジェクト等との関連など、もう少し説明があった方が良いかもしれないと思いました。今後もステークホルダーへの効果的なコミュニケーションを目指していただければと願います。

第三者意見をうけて

写真:取締役 常務執行役員 芝村 善治取締役
常務執行役員
芝村 善治

今年度の第三者意見は、昨年度に引き続き、神戸大学大学院経営学研究科教授の南知惠子様からいただきました。

南様からは、要約版と全体版(ウェブサイト版)の2つの媒体の使い分けを含め、当社グループの事業を、より詳細によりわかりやすくステークホルダーに伝えようと工夫している点、自社のCSRに対する考え方を明確にしたうえで、CSRに関する重点課題と取り組み状況を報告している点をご評価いただきました。この場を借りまして厚く御礼申し上げます。

また、新しくスタートした中期経営計画2020に関しては、策定の背景と重点施策などの具体的な取り組みとの関連性についてもう少し詳しい説明がほしいというご指摘をいただきました。近年の重大な災害や事故での教訓を踏まえ、安全・安心を最優先にすることをグループ理念として明確にし、事業を実施しているところですが、高速道路リニューアルプロジェクトをはじめとする各施策が社会に与える影響は小さくありませんので、ご提言を踏まえ、レポートのさらなる充実はもちろん、ウェブサイトでの情報発信も強化するなど、一つひとつの事業へのご理解をいただけるよう積極的な広報に努めてまいります。

新しい中期経営計画のもと、これまでと変わらずステークホルダーの皆さまとのコミュニケーションを促進することで、地域の発展に貢献できるようグループ一丸となって取り組んでまいります。