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第三者意見

写真:関西学院大学専門職大学院 経営戦略研究科 教授 山本 昭二 様関西学院大学専門職大学院
経営戦略研究科 教授
山本 昭二

NEXCO西日本グループのコミュニケーションレポート2017では、昨年発生した重大事故を受けてトップメッセージと同じページに安全への意識の向上と対応策が述べられている。困難な工事現場で働く皆さんが安全に作業に当たることができる環境を作り出すことは、NEXCO西日本グループの重大な使命でもあり、その成果を継続して報告して頂ければと思う。社会基盤である高速道路は、持続的に維持される必要があり、それを支える技術力の源である人材の育成促進、待遇改善等が強く求められているからである。

顧客満足も従業員の満足があってはじめて持続的に維持することが可能となる。様々なステークホルダー新規ウィンドウを開きますに発信するこのレポートが、グループの活動を広く取り上げることで、普段知られていない取り組みを関連企業の皆さんが理解することは従業員満足を高める。そこで活動する人々の姿を映し出すことがグループの一体感を得るためにも重要なことである。

また、今回のレポートでは、料金体系の変更という利用者にとって影響の大きな問題を取り扱っている。その必要性についても説明がされているので、引き続き利用者にも説明を続けて欲しい。料金体系の簡素化と距離に応じた料金という考え方は、十分に考えられたものであり、その意義も大きいと思われる。

加えてグループが担う雇用と人材育成の問題がある。社会基盤を担う企業は、技術の変化に対応しながら地域の雇用に貢献することがますます求められている。この点の記述も取引企業まで含めて取り上げられており、グループでの雇用が地域に貢献しながら利用者に「価値」を生み出すというビジョンがレポートから読み取れることは大変意味のあることである。

最後になるが、地震への対応などこのレポートが、日本の高速道路に関心を持つ多くの国の皆さんに読んで貰える機会を作ることができれば素晴らしいことであると感じた。

第三者意見をうけて

写真:取締役 常務執行役員 芝村 善治取締役
常務執行役員
芝村 善治

今回の第三者意見は、関西学院大学専門職大学院経営戦略研究科教授の山本昭二様からいただきました。貴重なご意見をいただき感謝申し上げます。

山本様のご意見のとおり、社会基盤である高速道路は今後も持続的に維持される必要があり、まさに当社グループは24時間365日、高速道路の機能・サービスを間断なく提供する使命を担い、各事業を遂行しているところです。

近年の建設現場での重大事故を踏まえた工事安全性向上への取り組みについては、これまでにも増して重要性を認識し受発注者一体となって取り組んでいるところですが、自然災害における対応や料金体系の変更なども社会に与える影響が大きいことから、その対応施策の遂行は当然のことながら、その成果についても継続して発信することでインフラを管理する企業としての責任を果たしてまいります。

また、今回のレポートでは接客の最前線に密着し、グループ社員の業務に対する思いやお客さまへのメッセージなどを取り上げさせていただきましたが、こうした率直な思いを通じて、お客さまや地域社会の皆さまの当社事業に対するご理解やグループの一体感の醸成に繋がることを願っております。

今後もインフラを管理する企業グループとして環境の変化に対応し、地域と連携した取り組みを通じて高速道路ネットワークの価値を最大化させ、持続的に成長してまいります。

頂戴したご提言を踏まえ、コミュニケーションレポートの更なる充実に活かしていくとともに、NEXCO西日本グループ一体となった事業への取り組みに活用させていただきたいと存じます。