
〜自動車排出ガスを抑制し、省エネルギー・創エネルギーにより低炭素社会を実現します〜
高速道路は地域の利便性や防災機能を高めることにより、地域の発展と暮らしの向上に貢献できるほか、物流の効率化や道路の混雑緩和・走行速度の向上等による自動車排出ガスの排出抑制により、大気汚染防止や温室効果ガス排出の削減等の環境保全の効果があります。また、暫定二車線区間の四車線化工事や、集中工事の実施、交通事故の防止および事故への円滑な対応、ETC利用促進などさまざまな対策により、高速道路本線の交通渋滞の解消に取り組んでいます。
改正省エネルギー法の施行(2010年4月)により、事業活動でのエネルギー使用効率を毎年1%以上改善するよう、NEXCO西日本も努力義務が課せられています。以前から省エネルギーの推進に取り組んできましたが、さらなる省エネルギーに向けて取り組みの強化を図っていきます。
2010年度の事業活動により、393.8百万kWhの電気、408千Nm3の都市ガス、3,461千m3の液化石油ガス(LPG)、2,789klのガソリン、1,688klの軽油を使用し、計203千トンのCO2※2が排出されました。このうち電気の使用が82%と非常に高い割合を占めており、その内訳はグラフの とおりです。
※2 休憩施設の店舗分の数量を含む

NEXCO西日本ではSA・PAのトイレでLED照明や節水型便器などの省エネルギー型機器を導入しています。第二神明道路 明石SAは、2階建て構造となっているため、階段スペースを利用した「ecoシャフト」によって、半地下になる1階トイレ内部へ自然光を採り入れるようにしています。

省エネルギー機器の採用

自然光の採り入れ(第二神明道路 明石SA)
太陽光発電の設置により、自然エネルギーから生み出された電力を休憩施設や道路設備に活用し、CO2排出抑制に取り組んでいます。2010年度末時点で、太陽光発電装置を33カ所に設置しており、NEXCO西日本管内の各所で設置を進めています。


高速道路を建設する際には、樹木の伐採を避けて通ることはできません。NEXCO西日本では、盛土のり面やインターチェンジの園地に木を植えることにより、樹林化を推進し、現在では3,000ha以上の樹林を整備しています。
また、高速道路ののり面では、成長しすぎた樹木等の間伐・剪定作業を行うことにより、健全な樹林形成を促進しています。

植栽後20年以上を経て完成した樹林

高速道路樹林の間伐作業状況