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建設事業

新たな高速道路ネットワークの拡充を図り、地域発展と暮らしに貢献 新たな高速道路ネットワークの拡充を図り、地域発展と暮らしに貢献

高速道路建設の流れ

建設事業は、高速道路を新設または複線化する「道を造る」業務を担います。
NEXCO西日本が中心となり、地域の皆様や自治体、国、
工事会社など、様々な人たちと連携、協議を重ねながら進めていきます。
その一連の流れと業務をご紹介します。

FLOW 1
事業許可
建設計画を策定し、独立行政法人 日本高速道路保有・債務返済機構との協定締結、国土交通大臣の事業許可などを得て事業開始。
FLOW 2
事業説明
高速道路が通過する自治体や沿線地域の皆様に路線の概要と今後の予定を説明し、高速道路の建設についてご協力をお願いします。
FLOW 3
測量調査など
路線測量および土質・水文調査などを実施し、道路構造説明(設計協議)用の図面を作成します。
FLOW 4
設計協議
高速道路の建設では、周辺に暮らす地域の皆様や自治体などの合意を得ることが何より大切です。地域の皆様に納得いただけるよう、 意見を伺い協議を重ね、高速道路の基本構造や周辺の道路・水路の付け替え位置を決定します。(設計協議結果を基に道路敷地幅を決定します)
FLOW 5
用地取得
用地取得ができなければ工事に着手できません。用地取得の仕事は、土地所有者の方を特定することから始まり、土地の測量や建物などの調査を行い適正な取得額を算定していきます。ご理解をいただいた上で、土地売買契約・物件移転補償契約を締結します。(主に事務職社員が担当します)
FLOW 6
詳細設計・工事発注
工事を発注するために必要となる詳細設計を行い、施工方法の検討や費用の算出を行います。事業進捗に合わせて、土工工事、橋梁工事、舗装工事、施設工事を順次発注します。(主に土木工事に関しては土木職社員が、施設工事に関しては施設職社員が担当します)
FLOW 7
土木工事
施工管理(安全管理、品質管理、工程管理、予算管理)を実施し、工事の完成をめざします。施工を行う工事会社と常に連携・調整を行い工事を進める一方で、事業主体として地域の皆様のご迷惑にならないよう配慮しながら工事全体をマネジメントします。(主に土木職社員が担当します)
FLOW 8
施設工事

土木工事と並行して進めることもありますが、通常は土木工事完了後、トンネルの照明設備や交通情報を提供する設備、サービスエリア・パーキングエリア(SA・PA)の建物などの施設工事を行います。土木工事と同様に、メーカーや工事会社と連携し品質管理や工程管理を行い、工事全体をマネジメントします。施設工事は、建築・機械・電気・通信など様々な工事があり、多彩な知識が求められます。(主に施設職社員が担当します)

FLOW 9
道路の開通
国などの関係機関の検査を受け、合格した後に、高速道路として開通します。開通後は、交通管理や道路・施設設備の維持管理、緊急時の対応などを保全サービス部門に引継ぎます。

建設中の場所と進捗について

現在、2023年度の全線完成をめざし、ビッグプロジェクトである「新名神高速道路」の建設が進んでいるほか、
「四国横断自動車道」(徳島東IC~徳島JCT)などの新規建設路線の工事が進んでいます。(※1)
このほか、定時性や走行環境の向上をめざし、
「高松自動車道(鳴門IC~高松市境)や湯浅御坊道路(御坊IC~有田IC)」などで四車線化工事を実施しています。

建設事業の効果について

国土軸の複線化によるリダンダンシー(※2)の確保と災害時の信頼性の向上、
並行路線の渋滞緩和などの効果が挙げられます。
さらに、既設の国道などの道路網と一体となった幹線道路ネットワークの拡充により、
物流・観光の活性化へ寄与します。
また、救急医療、災害時の支援、迂回路機能の確保といった点で「命の道」として貢献します。

※1 未開通区間のため道路名、IC、JCTの名称は、仮称となります。

※2 リダンダンシーとは自然災害に備え、あらかじめネットワークを多重化するなどして、一部区間の途絶が全体の機能不全につながらないようにすること。