E1A 新名神高速道路(高槻JCT・IC~神戸JCT間)における新技術・新工法への取り組みについて
平成29年10月25日
西日本高速道路株式会社
NEXCO西日本関西支社(大阪府茨木市、支社長:村尾 光弘)が建設を進めておりますE1A新名神高速道路(高槻(たかつき)JCT・IC~神戸(こうべ)JCT間)では、先進技術により快適な道路空間を提供するとともに、安全・安心にご利用いただくために、さまざまな取り組みを行っていますので、ご紹介いたします。
1.災害に対する信頼性の向上
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橋梁構造物の耐震化
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盛土の安定性を高めるために、地下排水構造物の更なる機能強化をはかり盛土内排水を実施
2.長寿命化
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本線土工部に新型コンポジット舗装を採用し、頑丈で走りやすい道路を構築
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鋼橋塗装に塗り替える必要がなく、耐久性に優れた金属溶射を採用
3.道路管理の高度化
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管理用無線LANを構築し、道路上のどこからでも通信が可能に
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料金所における平面監視カメラ導入による各種事象発生時の対応迅速化の仕組みを構築
4.きめ細かな情報提供
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従来の交通観測設備に加え、ETC2.0プローブ情報を併用したより正確な所要時間の提供
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約1kmピッチに設置する路側情報板によるタイムリーな情報提供
5.快適な走行
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鮮やかな色と動きで、安全走行をサポートするペースメーカーライト
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本線土工部コンポジット舗装と橋梁部の接続構造変更による段差の静穏化
6.安全、安心の確保
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トンネル内の注意喚起の向上と的確な避難誘導の実現
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トンネル内部に設置する双眼監視カメラで180度の広いエリアをくまなく監視
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トンネル内部に設置する自走式監視用走行ロボットカメラが事故現場へ急行し、状況を即時の把握