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災害に強い道路づくり

斜面災害防止技術の研究開発

無線センサを活用した斜面災害防止検知技術newronの実用化を進めています

無線センサを活用し、あらゆる構造物を常時監視するシステム「newron(NEXCO West Real-time Observation Network)」を、大阪大学と連携して共同開発を行い、実用化を進めています。高速道路上で発生した土砂災害の中で突出して多いのが、降雨による斜面の崩壊です。

本システムは設置・撤去・メンテナンスが容易な無線センサで斜面の土中水分や地下水位などをモニタリングするものであり、IoT技術をして高速道路構造物の常時監視を可能とするものです。

今後は試行中の新名神高速道路(高槻JCT~神戸JCT)での本格運用、そして全社展開に向けて取り組んでいきます。

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高速道路リニューアルプロジェクトで活用できる盛土補強工法を開発しました

豪雨および地震に対する盛土の安定対策工として、高速道路リニューアルプロジェクトでの活用をめざし、NEXCO西日本コンサルタンツ(株)と西日本高速道路メンテナンス九州(株)と共同で、排水効果に加え盛土補強効果を同時に得る工法として「排水機能を有するスパイラル羽根付き鋼管による盛土補強工法(SDPR工法)」を開発しました。

本工法は、排水パイプに鋼管を用い、スパイラル形状の羽根を取り付けることで、従来は別々に行っていた排水対策(水位の低下)と安定対策(すべり抵抗の増加)を同時に施工できるため、施工の省力化、工期短縮および工事費削減が期待できます。

これまで様々な地盤調査(材料試験)や実地試験により設計条件や施工条件の検討を行っており、また九州大学との共同研究において、豪雨時における地下水位について浸透流解析を実施して有効性も確認しています。今後は、盛土の大規模修繕にSDPR工法を活用して、高速道路リニューアルプロジェクトを進めていきます。

▼概要図

図:SDPR工法

写真:SDPR工法の施工状況

SDPR工法の施工状況

写真:スパイラル羽根付き鋼管

スパイラル羽根付き鋼管