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トップメッセージ

これからも高速道路の安全・安心を最優先に社会から信頼され成長する企業グループをめざします。/西日本高速道路株式会社 代表取締役社長 酒井 和広

現在、当社が管理する高速道路は約3,500kmを超えています。その中には、開通から30年を超え、老朽化が進行している道路もあります。そのため当社グループでは、高速道路ネットワークの機能を維持し、将来の世代へ健全な社会資産を残すために、高速道路リニューアルプロジェクトを進めています。また、熊本地震での教訓を踏まえ、災害に強い道路を目指して高速道路における耐震補強対策を進めています。

日本の東西交通の要衝新規ウィンドウを開きますである近畿圏の高速道路網整備においては、交通混雑解消や自然災害・重大事故等、有事の際のリダンダンシー新規ウィンドウを開きます強化のため新名神高速道路の2023年度全線開通を目指しています。そのうち2018年3月に開通した高槻JCT・IC~神戸JCT間においては、沿線において工場の立地が進み、新たな雇用が創出されている一方で、並行する名神高速道路や中国自動車道の渋滞が約9割減少するなど、目に見える効果が出てきています。また、当社管内の各道路においても、円滑で快適な走行と交通事故の減少を図るべく四車線化事業を進めています。

高速道路は、我が国の大動脈として生活・経済活動に欠かせない重要インフラであり、当社グループは24時間365日、この高速道路の機能・サービスを間断なく提供する使命を担っています。

その中で、「私たちはリスクマネジメント新規ウィンドウを開きますを徹底し、高速道路の安全・安心を最優先に、お客さまの満足度を高め、地域の発展に寄与することにより、社会から信頼され成長する企業グループをめざします」というグループ理念のもと、中期経営計画2020を推進しています。

そのために、社員の健康と安全を預かる経営者として社員の健康管理を強く意識し、働きやすい職場づくりを推進するなど、働き方改革にも取り組んでいます。

当社グループは、高速道路という社会インフラとしての使命を果たすことを企業の社会的責任(CSR新規ウィンドウを開きます)として考えています。その一環として、当社は「国連グローバル・コンパクト新規ウィンドウを開きます」の人権・労働・環境・腐敗防止に関わる10原則を支持しており、2009年からその活動に参加しています。あらゆる事業活動を通じてお客さまや株主の皆さまをはじめ、協力会社や取引先、社員、沿道地域の皆さまなど、さまざまなステークホルダー新規ウィンドウを開きますへの責任を果たすことに努めていきます。皆さまには、本レポートや当社グループの今後の活動に対して、忌憚のないご意見を賜りますよう、お願い申し上げます。

2018年7月

西日本高速道路株式会社
代表取締役社長

酒井 和広

ゼロ災害を目指し、工事安全管理体制を更に強化します

写真:安全対策部会の様子安全対策部会の様子

2016年に発生した重大事故以降、重大事故リスクを抽出し、事前に安全対策を定める重大事故リスクアセスメント新規ウィンドウを開きますをはじめとした工事安全管理に継続的に取り組んでいますが、2017年度にも重大事故が連続して発生しました。

工事中事故を撲滅するためには、重大事故リスクに着目した重大事故リスクアセスメントの着実な実施とともに、次のような「工事施工会社による工事安全管理」が工事現場で日々実施されることが重要となります。

●作業員の不安全行動等による労働災害リスクを適切に想定したKY活動

●計画通りの施工や作業員の不安全行動を監視する現場巡視

●作業計画の周知や不安全行動を防止する作業員の教育

今年度より、全社的な工事安全レベルの向上を図るため、次の会議体を設置し、工事安全管理体制を強化しました。これにより、発注者による確認や安全啓発活動を通して、工事施工会社の安全意識を高めてまいります。

●「安全対策部会」

現場で発生した工事中事故の報告、重大事故リスクアセスメントの実施状況の確認等を行うことで、事故対策の共有や工事安全管理の確実な実施等を推進させ、現場での工事安全性の向上を図ります。

●「工事安全推進会議」

各現場での取り組みの展開や安全啓発活動、新技術・新工法の検証等を行います。

これらの取り組みを継続的に実施することで、ゼロ災害を目指し、「安全と品質を確保したうえで、工期内に工事を完成させ、社会に貢献する」という受発注者共通の目標を実現します。