令和元年12月25日
西日本高速道路株式会社
島根県
国土交通省中国地方整備局
NEXCO西日本中国支社、島根県および国土交通省中国地方整備局は、2019年11月28日にNEXCO西日本の管理するE9 山陰自動車道(山陰道[松江玉造IC~出雲IC・安来道路・江津道路])およびE54 松江自動車道(松江道[三刀屋木次IC~宍道JCT])が開通して10周年を迎えたことから、整備効果を取りまとめましたので、お知らせいたします。
2009年11月28日に斐川IC~出雲IC が開通し、E9 山陰道はNEXCO西日本の管理する区間と国土交通省が管理する「松江道路」により米子・安来から出雲まで繋がりました。E9山陰道は現在も国土交通省において出雲以西の整備が進められています。
高速道路の開通は、沿線地域の産業や観光、日常生活を支え、地域の発展に大きく貢献しています。
工業団地数は30年前の2倍以上に。雲南市の製造品出荷額は高速道路開通後1.4倍に増加。
高速道路の開通により、松江市~米子市方面では自動車による通勤・通学者数が3倍に増加。
高速道路沿線地域では企業活動が活発になり、有効求人倍率は全国より高い水準で推移。
斐川IC~出雲ICの開通後は、出雲大社を中心に周遊観光客数が増加。
平成30年7月豪雨では、山陰道の開通済区間が山陽道・中国道の代替機能を発揮。
高速道路ネットワークの整備は地方創生を推進する礎となるものであり、全線の整備を早期に進め、開通効果をさらに発揮していく必要があります。