平成18年2月20日
香川県
西日本高速道路株式会社
香川県と旧日本道路公団から事業を引き継いだ西日本高速道路株式会社が建設を進めてまいりました、高松自動車道の三豊鳥坂(みとよとっさか)インターチェンジ(IC)が完成いたしますので、お知らせします。
三豊鳥坂ICは、地方公共団体が主体となって整備する地域活性化ICとして、全国の先駆けとなり完成いたします。
平成18年3月24日(金)15時00分
高松自動車道 三豊鳥坂IC(香川県三豊(みとよ)市三野町(みのちょう))
[参考:完成箇所の概要]
三豊鳥坂ICは善通寺(ぜんつうじ)IC~さぬき豊中(とよなか)IC間(14.6km)の善通寺ICからさぬき豊中IC方面へ7.8kmの地点に位置し(位置図、詳細図参照)、県道大見吉津仁尾(おおみよしづにお)線を経由し、一般国道11号と連絡する高松方面へのハーフインターチェンジです。
※地域活性化IC制度は、地方公共団体が主体となって高速自動車国道のインターチェンジ整備を実施し、高速自動車国道への効率的なアクセスを確保することにより、企業立地をはじめとした地域経済の浮揚、雇用創出の促進、周辺道路の渋滞緩和等を図り、もって地域の活性化に寄与することを目的とするものです。
今回の三豊鳥坂ICの完成により、近接する臨海部の工業団地や港湾、農産物の産地等から高速道路へのアクセスが向上し、工場出荷製品や港湾からの荷揚げ物資、生鮮食品等の輸送時間が短縮することで各商品の価値が向上し、地場産業の活発化が期待されます(概念図参照)。
今回の三豊鳥坂ICの完成により、三豊市周辺と県内主要都市を結ぶ幹線道路である国道11号において、交通分散による慢性的な交通混雑の緩和が期待されます。
三豊市周辺から第3次医療施設(高松市周辺)への患者の搬送時間が約15分(48分→33分)短縮され、沿線地域を含めた広域的な緊急医療体制の強化に貢献することが期待できます。
完成式典は、平成18年3月24日(金)午前10時から三豊鳥坂ICで行います。