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ニュースリリース

米国に子会社を設置し、橋梁点検業務に参入します

平成22年12月27日
西日本高速道路株式会社

 NEXCO西日本(大阪市北区、代表取締役会長兼社長:西村 英俊)は、米国での橋梁点検業務参入を主体とした事業展開を図るため、子会社を設置することになりましたのでお知らせします。

1.会社の概要

社名:
NEXCO-West USA, Inc.
拠点設置都市:
米国 コロンビア特別区 ワシントンDC
会社設立予定日:
平成23年1月11日
資本金:
約7,500万円(NEXCO西日本の100%出資、事業の状況をみて増資予定)
主な事業:
橋梁点検等

2.会社設立経緯

NEXCO西日本グループでは、高解像度カメラ(HDV)と赤外線カメラを用いた橋梁点検技術を開発しています。本技術は、橋梁健全度の客観的評価及び点検の効率化が可能で、米国フロリダ州セブンマイル橋におけるデモンストレーションでは、フロリダ州政府から高い評価を得ました。その後も道路関係機関や他州でのプレゼンテーションを実施し、フロリダ州政府以外にも米国企業から問い合わせを頂いている状況であり、米国で橋梁点検業務を受注する素地ができたと判断し、子会社を設立することとしました。

3.子会社設立の意義

  1. 橋梁点検技術を米国で販売することで、NEXCO西日本の米国での事業展開の足掛かりとなります。
  2. 米国での参入実績が、他国で事業展開を図る際の貴重な実績となります。
  3. 米国の先進技術に関する情報を現地で収集し、日本へフィードバックすることにより、NEXCO西日本が保有する技術をさらに向上できます。

4.事業戦略

  1. 受注実績と点検成果を米国内のセミナーや会議で発表し、広く全米での認知を高めます。
  2. 米国の大学と共同研究を実施することにより、技術のさらなる向上を図ります。
  3. 橋梁点検での実績を積み重ね、舗装や建物の診断など、他分野への展開を図ります。

赤外線およびハイビジョンカメラを用いた解析技術について

1.赤外線カメラ

1)解析原理
  • 構造物表面の温度分布を感知
赤外線カメラ
  • 構造物内部の空洞、浮き、剥離を検出
2)効果
詳細点検時に事前にポイントを絞れることから、人力施工である打音点検の省力化が可能。

2.ハイビジョンカメラ

解析原理
1)解析原理
  • 高解像度ビデオカメラ3台を用いて、橋梁下面の状況を撮影
  • 画像処理技術により展開図を作成
  • 展開図をもとにクラック(ひび割れ)を検出し、検出されたクラックの描画を行う
  • クラック幅をランク別に表示
クラック幅をランク別に表示
2)効果
目視点検の省力化が可能。