中期経営計画2015(2011~2015)について
中期経営計画では『自立』と『成長』を基軸として新たな高速道路の形を創造します
NEXCO西日本グループ中期経営計画2015 ~『自立』と『成長』~
NEXCO西日本グループは、いかなる厳しい環境・情勢下においても、その変化を乗り越えて『自立』し『成長』し続けることにより、社会に対して更に大きく貢献する企業集団へと進化するため、2011年度から2015年度までの5ヵ年を対象とした中期経営計画2015を策定しました。
中期経営計画2015では、「高速道路の価値の最大化」と「事業システムの高度化」を経営戦略の柱として取組み、高速道路を中心として「情報」、「技術」、「資産」、「サービス」、「人材」の5方向へのアプローチを骨子とした施策を展開し、「災害対応力の強化」や「安全で安心、快適な道路空間の提供」、「お客さまの満足度の更なる向上」を重点施策として取組んでまいります。
災害対応力の強化
災害対応力の強化を図るため、想定を超えた広範囲の激甚災害にも対応できる仕組みを構築し、発災時には速やかに高速道路を復旧し、被災地域の救急・復旧・復興に貢献します。
※主な取組内容
- 災害時における他機関との広域連携の強化による地域・他機関との連携強化
- 組織・バックアップ体制の強化、復旧とその支援体制の強化による組織の見直しと強化
- 被害想定を見直し、資機材の備蓄強化や長期停電など想定外の災害への備えを検討
- ハード対策として耐震補強など防災関係施設対策の推進と通信手段の強化
- BCP(事業継続計画)の策定や防災訓練の実施による日頃の取組の強化
100%の安全・安心への挑戦
お客さまに100%安全で安心してご利用いただける高速道路の実現をめざして、この5年間で死傷事故件数の2割(約300件)削減と、死傷事故ゼロの日を3倍(2010年度 13日⇒2015年度目標 40日以上)に増やすことを目指します。
お客さまの満足度の更なる向上
サービスエリアやパーキングエリアでは、地域性や交通特性を踏まえた店づくり・品揃え等のブランド戦略を展開することにより、「くつろぎ、楽しさ、にぎわい」を実感していただける「お客さま満足施設」へと変革します。
なおブランド戦略については、当グループが運営する直営店において先駆的に展開し、統一的なサービスの提供や接客水準などの向上により、お客さまの期待を超えた価値の提供に努めてまいります。
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