よくあるご質問

高速道路全般のご質問については、こちらのページも併せてご覧ください。https://www.w-nexco.co.jp/faq/

全 般

E1A新名神高速道路を建設する目的はなんですか?
現在のE1東名・E1名神は昭和44年に全線開通して以来、関西圏・中京圏・首都圏を結ぶ基幹的な役割を果たす高速道路として、わが国の産業・経済・文化の発展に多くの貢献をしてきましたが、交通量の増加により渋滞・交通混雑が頻繁に発生するようになりました。
E1A新名神高速道路は、E1A新東名高速道路と共にE1名神・E1東名と相互に機能を補完し、国土軸をダブルネットワーク化します。このことで、災害などで道路が寸断されても国民生活へ与える影響を緩和することができます。人・モノの流れを支え、E1名神・E1東名との適切な交通機能の分担と高い信頼性を確保し、わが国の産業・文化・社会経済活動の振興に寄与します。
E1A新名神高速道路の出入り口はどこにできますか?
滋賀県から順に、新名神大津スマートIC(ETC専用)(仮称)・宇治田原IC(仮称)、城陽IC、城陽スマートIC(ETC専用)(仮称)、八幡京田辺IC、高槻IC、茨木千提寺IC、箕面とどろみIC、川西IC、宝塚北スマートIC(ETC専用)のICができます。
このうち現在、城陽IC※1及び八幡京田辺IC※2高槻IC、茨木千提寺IC、箕面とどろみIC、川西IC、宝塚北スマートIC(ETC専用)についてご利用いただけます。
その他の詳細な構造はこちらをご覧ください。
※1 城陽JCT・IC↔E1A新名神高速道路(大津方面)を除く
※2 八幡京田辺JCT・IC↔E1A新名神高速道路(神戸方面)を除く
E1A新名神高速道路が全線完成すると、どのように便利になりますか?
既存のE1名神高速道路より直線的なルートを取るため、距離・所要時間が短縮します。
平成20年2月に亀山JCT~草津JCTが部分開通していますが、豊田JCT~草津JCTの所要時間は、E1名神ルートで約105分(160km)かかるところ、約85分(126km)に短縮されました(非渋滞時)。
 全線開通すると、豊田JCT~神戸JCTの所要時間は、E1名神・E2A中国道経由で約160分(240km)かかるところ、約120分(200km)に短縮されます(規制速度で算出)。また、交通量がE1名神・E2A中国道ルートとE1A新名神ルートに分散されることで多くの渋滞が解消され、定時性の向上が期待されます。
 その他、整備効果をまとめておりますのでご覧ください。
SA(サービスエリア)やPA(パーキングエリア)はできますか?
高槻JCT~神戸JCT間については、宝塚北SA茨木千提寺PAの2か所がオープンしました
なお、大津JCT(仮称)~城陽JCT間においては、大津SA(仮称)を整備する計画です。
料金はどうなりますか?
E1A新名神高速道路は対距離区間となり、距離に応じた料金をいただくことになります。
なお、宇治田原IC(仮称)~川西IC間については、キロ当たりの料金が通常料金の1.2倍となる『大都市近郊区間』になります。未開通区間の料金の詳細は、開通が近くなった時にお知らせいたします。
ETC割引につきましては、E1名神高速道路などと同じ割引が適用されます。

通行料金については、高速料金・ルート検索をご覧ください。

工 事

橋梁やトンネル工事の工法はどうやって決めていますか?
道路構造や工事の工法選定においては、地形や土の性状、事業用地の制約条件などを考慮しつつ、施工性、経済性などの観点から比較検討し、それらを総合的に判断して決定しております。
工事による振動や騒音の対策はどうなっていますか?
住宅が近接する場所での工事では、以下のような対策を講じながら、近隣の皆様にご迷惑をおかけしないように配慮しております。
1.低騒音・低振動・排出ガス対策型の機械を用いて施工します。
2.音の発生源を防音ハウスや防音パネル等で覆い、騒音抑制を行います。
工事用車両の安全対策はどうしていますか?
工事用車両は基本的に幹線道路を通行し、できる限り細街路を通行しないようにしており、地元自治会の皆さまとも協議させていただいたうえで決めております。
また、工事現場出入口など歩行者や一般の車両と通行が輻輳するところには交通整理員を配置し、一般車や歩行者の安全を確保するよう十分に注意しております。
E1A新名神の工事用車両は、一目で認識できるようにゼッケンを装着しております。お気づきの点がありましたら、お問い合わせください。

用 地

所有する土地が道路の予定地にかかっているので、できるだけ早く土地を買ってほしいのですが。
高速道路に土地をお譲りいただくには、高速道路に必要な用地幅杭を打設させて頂き、土地測量・調査を行い用地取得面積等が確定後、用地取得に入らせていただきます。
早期に計画的な用地取得を全面的に実施したいと考えておりますのでご協力をお願い致します。
家屋・営業施設等の移転に伴う代替地を用意して欲しいのですが。
代替地情報の収集と情報提供に努め、弊社として出来得る限り最大限の御協力を実施したいと考えています。
枚方市のトンネル直上の土地にかけられる「区分地上権」とは何ですか?
トンネルを保護するために、土地に対して荷重や地下利用の制限をかける権利のことです。
なお、区分地上権設定にあたっては、土地の所有者に対して補償を行ったうえで登記をさせていただくことになり、その範囲はトンネルが通過する範囲となります。

事業損失

建物損害が発生した場合の補償はどうなっていますか?
地盤状況等に応じた適切な工法を選定しますので、皆様にご迷惑をおかけすることはないと考えておりますが、工事中の万が一に備え工事着手前と工事完成後に工事による影響があると予見される範囲において家屋調査をさせていただきます。調査の結果、E1A新名神高速道路の工事が原因で家屋に損傷が認められる場合は原状の状態に修復するために要する費用を負担いたします。
工事中に建物の損害が起きたときはどうしたらよいですか?
工事期間中に地盤変動により建物等の損害が生じた場合は、ご連絡下さい。生活に支障をきたす損害が発生した場合は、応急処置を行います。
 工事完了後に改めて建物等の損害等の調査をさせていただき、工事に起因する建物等の損害等の場合は原状の状態に修復するために要する費用を負担いたします。

環 境

E1A新名神を建設することによる、環境への影響はどう見込んでいますか?
事業の実施に先立ち、府県により環境に影響がどの程度あるのかという調査が実施されており、大気質・騒音の環境保全の予測は目標を満足する結果となっております。NEXCO西日本では、それらの調査結果に基づき適切な措置を講じながら事業を進めていきます。
微小粒子状物質(PM2.5)による影響はありますか?
微小粒子状物質(PM2.5)については、排出源が多岐にわたり、大気中の挙動が複雑であることから科学的知見の集積が必要とされています。今後、国等の方針に基づき適切に対応します。
高槻市の鵜殿ヨシ原の保全についてどう考えていますか?
E1A新名神高速道路と交差する鵜殿ヨシ原(大阪府高槻市)は、雅楽で使用される篳篥のリード(蘆舌(ろぜつ))に用いる良質なヨシの生育地であり、自然環境、歴史・文化的にも極めて重要な場所です。NEXCO西日本では、「鵜殿ヨシ原の環境保全に関する基本的な考え方」として、以下の方針に基づき、鵜殿ヨシ原の環境保全に取り組んでおります。
・ヨシ原に極力影響を及ぼさないよう万全な対策を講じます。
・対策検討にあたっては、専門家や関係者のご意見を十分伺います。
・ヨシ原焼きが従来通り継続的に実施できるよう関係機関と調整し、対策を検討します。
・雅楽で使用される良質なヨシ生育環境の保全と事業の両立に向け全力で取り組みます。
詳しくはこちらのページをご覧ください。

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