山陽自動車道 岩国IC~玖珂IC間の災害復旧工事の着工について
平成17年10月28日
西日本高速道路株式会社
中国支社
西日本高速道路株式会社中国支社では、かねてより山陽自動車道災害復旧工事につきまして、ご遺族の方々、被災地域の住民の皆様方並びに関係機関等に工事のご説明を行ってまいりましたが、この度、下記のとおり工事着工の運びとなりましたので、お知らせいたします。
復旧見込みは、年内を予定していますが、1日も早い復旧を目指します。
また、工事に際しましては、沿線住民の皆様方や関係機関等にご迷惑おかけいたしますが、ご理解とご協力をお願い申し上げます。
記
1. 着工日
平成17年10月30日(日)
2. 工事概要
- 1. 工事箇所
- 山陽自動車道 340.8KP付近(岩国市廿木)
- 2. 工事概要
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- 復旧方法は、下り線側にも崩落がみられ、舗装面にクラックが発生していることから、工事期間などを検討した結果、4車線での復旧工事を行います。
- 10月10日の山陽自動車道災害調査検討委員会(第4回)の答申を受け、盛土構造については、排水性と工事の工期短縮を考慮して、全て砕石にて構築し、浸透水が滞水しない構造とします。盛土法尻には、ふとん篭を設置することで、のり尻部の強化を図ります。
また、排水構造については、盛土下に直径1,500mmの有孔管が入った地下排水溝をメインに配置し、これに接続する直径300mmの有孔管が入った地下排水溝を複数系統配置することで、盛土内への浸透水及び地下水を速やかに盛土外へ排出するような構造とします。
更に、地下排水溝の流末は、4ヶ所設け、排水機能の向上を図ります。