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ニュースリリース

通行止めに伴う料金調整の未反映について

平成30年12月21日
西日本高速道路株式会社

NEXCO西日本中国支社(広島市安佐南区、支社長:小橋慶三)において、平成30年6月19日から平成30年10月26日までの間、一部のお客さまに対して、通行止めに伴う料金調整が反映できていなかったことが判明しました。

対象となる全てのお客さまに対し、当社において返金の手続きを進めます。

お客さまにご迷惑をおかけすることをお詫び申し上げます。

1.事案の概要

下表の事故等通行止めに関し、通行止めのため流出指定ICで流出した後、通行止め解除までの間に右欄の乗り継ぎICで乗り継いだETCでご利用のお客さまに対する料金調整を行わずに請求していました。

  通行止め日及び区間 流出指定IC 乗り継ぎIC
1 平成30年 6月19日(火曜) 12時00分~14時57分
E2山陽自動車道 福山西IC~福山東IC(上り線)
福山西IC 福山SAスマートIC
2 平成30年 7月19日(木曜) 17時31分~20時33分
E2山陽自動車道 笠岡IC~福山西IC(下り線)
笠岡IC、鴨方IC、福山東IC 福山SAスマートIC
3 平成30年 8月 5日(日曜)  7時13分~11時48分
E74浜田自動車道 旭IC~浜田JCT(下り線)
旭IC 金城スマートIC
4 平成30年8月12日(日曜)  4時51分~16時04分
E2山陽自動車道 福山西IC~福山東IC(上り線)
福山西IC、尾道IC、尾道本線 福山SAスマートIC
5 平成30年10月26日(金曜) 12時48分~13時37分
E73米子自動車道 溝口IC~米子IC(下り線)
溝口IC 大山高原スマートIC

※右欄の乗り継ぎIC以外の再流入指定ICで乗り継がれた場合は、正しく料金調整されております。

2.発生原因

料金調整の対象IC情報のデータ入力漏れ

3.影響台数等

約700台 約44万円

4.料金調整について

当社において、対象となる全てのお客さまに対し、料金調整後の料金との差額の返金手続きを進めます。(お客さまからのお申し出は不要です。)

なお、返金等については、順次カード会社等を通じて返金させていただきます。返金まで多少お時間がかかる場合があり、ご迷惑をおかけしますが、ご了承くださいますようお願いします。

5.再発防止策

データ入力におけるチェック体制を一層強化し、チェック内容の再徹底を行うなど、再発防止に努めます。

(参考)通行止めに伴う料金調整について

高速道路の通行料金は、一定距離以上を連続してご利用いただいた場合には料金の割引を行う「長距離逓減制」を適用しています。

このため、通行止めにより一旦高速道路を降りた場合にはこの長距離逓減が途絶えてしまい、最初の通行と再度乗り継いだ通行の料金の合計額が、直通の通行料金よりも割高になってしまう場合があります。

このような場合、以下の計算式により料金調整を行っております。

料金調整計算式(D料金所の料金):ADの料金-(BDの料金-CDの料金)-ABの料金

料金所1箇所通過の例

(走行例)普通車 ETC車

例)
E2山陽道 広島ICから流入、福山西ICで通行止めにより一旦流出、一般道路を経由して、再度E2山陽道 福山SAスマートICから流入、E2山陽道 岡山ICで流出した場合

調整前請求) 4,060円 ⇒ 調整後請求) 3,570円 差額) 490円