山陽自動車道笠岡インターチェンジでの誤課金に対するお詫びとお知らせ
~ETC設備側の時刻設定ミスによるETC時間帯割引の非適用~
西日本高速道路株式会社(大阪市北区、代表取締役会長CEO:石田 孝、以下 NEXCO西日本)が管理しております山陽自動車道 笠岡インターチェンジ(IC)において、ETCによる通行料金の課金方法の一部に誤りがありましたのでお知らせするとともに、お客様には多大なご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。
- 1. 概要
- 山陽自動車道 笠岡ICにおいて、平成17年11月12日に発生したETC機器の障害により、ETC機器に設定している時間と実際の時間に1分53秒のズレが発生していることと、このことにより一部のお客様に、ETC通勤割引及びETC深夜割引(以下:ETC時間帯割引)が適用されず、割引前の通行料金でご請求、お支払いいただいていたことが判明いたしました。
- 2. 誤課金内容
- (1)誤課金期間 平成17年11月12日(土)から平成18年6月30日(金)まで
(2)件数及び金額 786件・530,500円
- 3. 経過
- 平成18年6月29日に笠岡ICをご利用されたお客様から、「ETC時間帯割引適用時間内に笠岡ICに進入したのに、割引料金とならなかった。」とのご指摘を受け調査を行なったところ、笠岡ICのETCシステムの内部時計が1分53秒進んでいることが判明しました。
- 4. 事象
- 山陽自動車道笠岡インターの上記期間において、通行時間が1分53秒進んでいました。
ETC設備は、毎日自動で時刻を補正する機能を有しておりますが、プログラムミスにより、この機能が動作しない状態となっていることを確認しました。
平成18年6月30日に発覚後、同日中に修正済みです。
また、NEXCO西日本管内の全料金所について、時刻の補正する機能が動作していることを本日までに確認しました。
- 5. 再発防止
- 弊社では、笠岡ICと同様のプログラムを使用している67箇所の料金所(中国支社管内に16箇所、九州支社管内に51箇所)に対して、緊急点検を行い笠岡IC以外の箇所では時刻ズレはなく、お客様に御迷惑をおかけする事態には至っていないことを確認しております。
上記67箇所の料金所では、プログラム修正を実施いたしますが、プログラム修正が完了するまでの期間に予備用システムを使用する場合、人による時刻の管理を密に行い、万が一時刻にズレが生じた場合、早期に手動にて時刻修正を行なうことといたします。
- 6. 返金方法
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弊社では、9月以降、誤課金のあったお客様に対して以下のとおりご返金をさせていただくとともに、再発防止に努めてまいります。
【クレジットカードをご利用のお客様の場合】
お客様が通行された際のクレジットカード会社様または、ETCマイレージサービス「ハイカ前払」残高管理サービスを通じてご返金をさせていただきます。
返金方法としましては、通常料金と同額の全額返金とETC時間帯割引適用後の料金をいただくことで、その差額をお返しするかたちとさせていただきます。
【コーポレートカードをご利用のお客様の場合】
通常料金とETC時間帯割引適用後の料金との差額をご利用金額内で調整をさせていただくことでご返金させていただきます。
<お客様からのお問い合わせ先>
西日本高速道路株式会社 中国支社 ETCチーム
Tel:082-212-4111(代表)(平日9時~17時)