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ニュースリリース

NEXCO西日本グループは広島県が推進する森林再生事業に「つなぎの森」で参画します

平成22年3月29日
西日本高速道路株式会社
西日本高速道路サービス・ホールディングス株式会社

 NEXCO西日本(大阪市北区、代表取締役会長CEO:石田孝)では、企業の社会的責任(CSR)の遂行をすべての事業活動における共通の目標とし、グループの経営方針、中期経営計画においてCO2削減を始めとした環境保全への取り組みを推進しています。

その一環として、西日本高速道路サービス・ホールディングス株式会社(大阪市北区、代表取締役会長CEO:石田 孝、以下「NEXCO西日本SHD」)とともに、西日本各地域で森林再生支援「つなぎの森」を行ってきておりますが、この度、「つなぎの森」活動の一環として、中国地域では2個所目となる、広島県が推進する「ひろしまの森林(もり)づくりフォーラム」に参加することとなり、広島県、三原市と基本事項の合意が確認されたことから「つなぎの森 ひろしま三原」と命名し、下記のとおり協定調印式を執り行いますので、お知らせします。

1.「つなぎの森 ひろしま三原」調印式

日時:
平成22年4月9日(金曜)午後2時~午後2時40分
場所:
広島県庁 知事室
出席者:
広島県知事 湯崎(ゆざき) 英彦(ひでひこ)
三原市長  五藤(ごとう) 康之(やすゆき)
NEXCO西日本代表取締役会長CEO 石田(いしだ) 孝(たかし)
NEXCO西日本中国支社長 早川(はやかわ) 和利(かずとし)  
NEXCO西日本SHD代表取締役社長 大下(おおしも) 卓夫(たくお)

2.協定の内容

1)広島県が推進する「ひろしまの森林(もり)づくりフォーラム」事業(図参照)に基づき協定を締結し、森林所有者、森林組合に対して、NEXCO西日本グループが企業として支援を行うものです。

2)植樹面積と取組期間
全体対象面積 15.0ヘクタール(ha)を10年間で活動

  • 広葉樹等の植樹・・・ 3.0haの植樹を5年間で実施
  • 植樹箇所の下草刈など

3)支援額
10年間で約28百万円 (森林整備費、管理費)

4)対象地 広島県三原市本郷町船木(ふなき)

山陽自動車道本郷インターチェンジ(IC)から約6km(車で約15分)の山陽自動車道に近接した森林地帯で、林野庁が進める「美しい森林づくり基盤整備事業」の計画のある民有林です。今回、この森林を一部伐採してコナラ、アカマツ等の地域にあった樹種を植え替えし、針広混合林による複層林とすることにより、水源かん養機能の向上、生物多様性や土砂災害防止など、森林の有する多面的機能の発揮が期待されます。

協定の内容

協定の内容

対象地の位置図等(活動予定地の現地写真等)

対象地の位置図等(活動予定地の現地写真等)
  • 植樹などの活動予定
平成23年2月頃にグループ社員及び家族等の参加による植樹活動を予定しています。
植樹活動の様子
植樹活動イメージ(「つなぎの森とっとり西伯」第2回植樹活動 平成21年10月17日の取り組み状況)

参考 森林再生支援「つなぎの森」活動

NEXCO西日本グループでは、高速道路以外での地球温暖化防止の取り組みとして、森林再生支援活動を展開しています。
グループ社員とその家族が植樹や間伐活動に参加して、森林の持つCO2吸収効果により地球温暖化防止を推進し、健全な森を再生することで生物の生息環境を改善するとともに、森林組合関係者をはじめ地域社会との交流により地域活性化にも寄与、さらにグループ社員とその家族が環境の大切さを意識し、それを広める活動につなげることを目的にしています。これまでに、関西地域、四国地域、中国地域、九州地域において、森林再生支援と植樹活動を開始し、4地域(5箇所)の合計で49.1haの取り組みを行っています。
この取り組みには森林再生支援を通じて、地域社会とグループを「つなぐ」、健全な環境を子供たちに「つなぐ」、地域社会とグループをともに持続的発展へと「つなぐ」との思いを込めて「NEXCO西日本つなぎの森」と命名しています。今後さらに地域のバランスを考慮しながら、2010年度中に100ha規模(甲子園球場グランド面積の約80倍に相当)の取り組みに拡大していく予定です。
今回の取り組みを含めた西日本エリアにおける状況
今回の取り組みを含めた西日本エリアにおける状況