ニュースリリース

　 NEXCO西日本（大阪市北区、代表取締役会長兼社長：西村英俊）は、“高速道路の100％の安全・安心の確保”が最も重要な使命と考え、新しいかたちの交通安全対策「DRIVE＆LOVE」プロジェクトを平成22年4月よりスタートさせました。

　 従来の交通安全対策はどちらかというと舗装や標識の改良といったハード主体でしたが、交通事故の9割がドライバー側に何らかの安全運転義務違反があるという事実を考えると、ドライバーの皆さまの運転行動を改善することに主眼を置いた安全対策の強化が不可欠であるとの考えから、当プロジェクトがスタートしました。

　 また、交通事故は人間行動と深い関連があるはずなのに、「ドライバーに安全運転を促す動機付け」が今まで必ずしも十分であったとは言えません。NEXCO西日本では、「ドライバーの皆さんの協力なしには100％安全安心は実現出来ません。私たちと一緒になって、交通事故を減らしましょう！」と、呼びかけることにしました。

　 このような考えに基づいて、NEXCO西日本はドライバーの皆さまが安全運転して「良かった！」、「得をした♪」と感じ、従来の『義務』としての安全運転から、安全運転にもっと興味を抱くような『自己実現』としての交通安全対策を展開し、ドライバーの皆さまが今より少しでも安全運転に目覚めてもらえることを目指します。以上述べましたように、DRIVE＆LOVE プロジェクトは、交通ルールの社会規範を変えて、“安全運転は当り前”という社会を創ろう、というプロジェクトです。

　 また、プロジェクトの進め方ですが、交通事故の撲滅はNEXCO西日本だけでなく社会的な課題であるとの認識から、（1）賛同いただける企業や団体を募り、コンソーシアム（共同事業体）を組織するとともに、（2）ポジティブかつ双方向のコミュニケーションを展開することにより社会全体での取組みを展開しております。

　 現在、コンソーシアムメンバー企業（後援団体・協力企業等）は54社（団体）、サポーター登録は12,000名に達し、様々な活動を展開してきております。なお、詳細につきましては、以下のとおりです。

• 参考：DRIVE＆LOVEオフィシャルHP