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ニュースリリース

新名神高速道路 建設工事安全対策本部の設置について

平成29年6月27日
西日本高速道路株式会社

建設中の新名神高速道路において、平成28年4月に架設中の橋桁が落下し作業員10名が死傷する重大事故が発生し、続く5月にも橋桁の仮受設備(ベント)が箕面有料道路上に転倒する事故が発生しました。そのため、受発注者一体となった重大事故リスクマネジメントシステムを実施することとし、工事を再開いたしました。

しかしながら、その後も、同年10月に橋梁上部工工事現場から作業員1名が墜落する死亡事故が、また本年1月には高速道路脇で作業中のクレーンが転倒するという重大事故が発生したため、さらに安全対策を拡充し工事を実施してきたところですが、再び、6月19日に敷鉄板の下敷きとなって作業員1名が死亡する事故が発生しました。誠に痛恨の極みであります。

弊社はこのことを非常に重く受け止め、重大事故の根絶を目指して、6月26日、『新名神高速道路 建設工事安全対策本部』(本部長:代表取締役社長 石塚 由成)を設置するとともに、弊社の新名神高速道路建設事業担当者(※1)及び工事受注者をはじめ現場の全従事者(※2)に対し『新名神高速道路 事故根絶非常事態』を宣言しました。

今後は、対策本部が主体となって、工事安全推進方策の実行及びその履行確認を継続的に実施することとし、事故があった舗装工事を含め安全に留意しながら工事を進めてまいります。

※1
NEXCO西日本 関西支社及び現地事務所(5事務所) 約200人
※2
工事受注社数 約140社 約4,000人
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