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ニュースリリース

冬の高速道路の安全・安心について
― 冬用装備の早めの準備とお出かけ前の情報確認を! ―

平成30年11月27日
西日本高速道路株式会社

NEXCO西日本(大阪市北区、代表取締役社長:酒井 和広)は、冬季の高速道路の安全・安心を確保するため、今シーズンも雪氷対策作業を行います。11月16日の中国支社をはじめとして、西日本管内の各支社で、適宜、雪氷対策体制を構築しており、降雪時など路面凍結の恐れがある場合には、凍結防止剤散布作業や除雪作業などを行い、高速道路の安全で円滑な交通確保に向けて取り組んでいます。

お客さまには、冬用タイヤの装着やタイヤチェーン携行の冬用装備を早めにしていただき、雪道での安全運転に心がけていただきますようお願いします。

今冬における新たな取り組み

お客さまへの情報提供の強化

  • 概ね48時間前から通行止め予想を情報提供します

大雪に関する緊急情報が発表された場合

  • 概ね48時間前から通行止めの可能性がある区間に関する情報の提供
  • 運送事業者(トラック協会・バス協会)等へダイレクトに広域う回や運送日調整の協力依頼

※これまでは、概ね3日前に不要不急の外出を控えていただくお知らせと、24時間前から通行止めの可能性がある区間のお知らせを実施

大雪に関する緊急情報が発表された場合

  • アイハイウェイの情報提供カメラを10台増設します

道路情報カメラ、SA・PAカメラを増設し、情報収集・提供を強化します。

  • 道路情報カメラ6箇所、SA・PAカメラ4箇所の増設

道路情報カメラ6箇所、SA・PAカメラ4箇所の増設

通行止め時間短縮のための取り組み

  • 除雪トラック、湿塩散布車などを14台増車します

積雪等による雪氷対策作業が広範囲におよんだ場合に除雪車等の作業機械の不足による通行止めを回避するため、また、通行止め時間を短縮するため排雪作業用機械の台数を増やします。

  • 除雪車トラック6台、凍結防止剤散布機能つき除雪車5台、除雪用散水車3台の増車
  • 温塩水散布車を全支社に配備します

通行止めや車線規制などにより凍結した路面を早期に融解するための車両を強化します。

  • 温めた塩化ナトリウム溶液を散布できる車両(温塩水散布車)を全支社に配備
  • 小型除雪機16台の増設路面乾燥車1台を新規配備

温塩水散布車を全支社に配備します

  • 関係機関との連携を強化します

関係機関(国・県等の道路管理者、警察など)が連携した情報連絡本部を活用して作成されたタイムラインに基づき、気象状況や交通状況等の情報を共有し、地域の円滑な交通確保に努めます。

お客さまへのお願い

(1)雪道走行時のお願い

<高速道路に乗る前に>

  • お出かけ前にはアイハイウェイで最新の交通情報を確認してください。

    アイハイウェイ新規ウィンドウを開きます では冬の高速道路を安全に走行して頂けるよう、雪道の交通情報や現在の天気・路面状況、降雪予測等の情報を提供しています。

  • 冬の高速道路は、冬用タイヤで走りましょう。

    冬の高速道路では頻繁に気象が変化します。必ず、冬用タイヤを装着しましょう。併せて溝の減り具合など、タイヤのコンディションもしっかり確認してください。

  • タイヤチェーンは常に用意しましょう。

    冬の高速道路では突然の大雪になることがあります。いざという時のために、チェーンを携行してください。特に大型車につきましては、過去の雪道での立往生の実績を踏まえ、必ずチェーンを携行してください。また、チェーンの付け方も事前に確認してください。

<高速道路走行中は>

  • 雪道の走行では、『ハンドル』、『加速』、『ブレーキ』は厳禁です。
  • 速度は控えめに、車間距離は通常時より多めにとりましょう。
  • インターチェンジ入口や本線等に設置された情報板及びハイウェイラジオにより気象状況等をお知らせしております。目的地までの情報に注意して走行してください。
  • お客さまの安全走行を確保するために凍結防止剤散布作業や除雪作業を行っていますので、雪氷対策作業車との車間距離を十分にとり、後ろをゆっくりと走行してください。

冬の高速道路では雪氷対策作業や冬用タイヤ装着指導など、ご迷惑をお掛けしますがご協力いただきますよう宜しくお願いします。今後も各種取り組みを進め、冬期の高速道路の安全・安心の確保に努めてまいります。