令和元年11月27日
西日本高速道路株式会社
NEXCO西日本(大阪市北区、代表取締役社長:酒井 和広)は、冬季の高速道路の安全・安心を確保するため、凍結防止剤散布作業や除雪作業など、高速道路の安全で円滑な交通確保に向けて各種対策に取り組んでまいります。
お客さまには、冬用タイヤの装着やタイヤチェーン携行の冬用装備を早めにしていただき、雪道での安全運転に心がけていただきますようお願いします。
比較的温暖な西日本エリアにおいても、例年降雪があります。冬シーズンが始まる頃から冬の高速道路の安全走行の啓発について行います。
気象庁より大雪に関する緊急情報が発表された場合などは、概ね48時間前から通行止め予想を記者発表、及び、ホームページ等に掲載してお客さまへご注意を促し、最新の交通情報を案内します。
また、広域う回や運送日調整にご活用いただくため、運送事業者(トラック協会・バス協会)等へ、FAXやメール等でダイレクトに情報提供を行います。
アイハイウェイにおいて、道路情報カメラ、SA・PAカメラによる情報収集・提供を実施します。
通行止めが予想される区間がある場合は、情報板にて情報提供を実施します。
E73米子道 湯原(ゆばら)IC~江府(こうふ)IC間、および、E74浜田道 大朝(おおあさ)IC~旭(あさひ)IC間においては、大雪特別警報や大雪に対する緊急発表が行われるような異例の降雪時には、道路ネットワーク機能への影響を最小化するために、従来では通行止めとなる状況においてタイヤチェーン装着車のみ通行可能とするチェーン規制を実施します。
路面凍結の恐れがある場合や降雪がある場合などは、雪氷対策車両等により交通ネットワーク確保のために各種雪氷対策作業を行います。降雪量が多く、除雪作業の停滞や滞留車の発生が想定される場合は、隣接事務所からの雪氷対策車両の応援連携、更には支社間応援を行うことで通行確保を行います。
著しい路温低下などにより凍結した路面を早期に融解するため、温めた塩化ナトリウム溶液を散布する車両(温塩水散布車)を全支社に配備し作業を行います。
関係機関(国・県等の道路管理者、警察など)と連携し作成したタイムラインに基づき、気象状況や交通状況等の情報を共有し、地域の円滑な交通確保に努めます。
<高速道路に乗る前のお願い>
アイハイウェイ では冬の高速道路を安全に走行していただけるよう、雪道の交通情報や現在の天気・路面状況、降雪予測等の情報を提供しています。
冬の高速道路では頻繁に気象が変化します。必ず、冬用タイヤを装着しましょう。併せてタイヤの溝の減り具合など、タイヤのコンディションもしっかり確認してください。
冬の高速道路では突然の大雪になることがあります。いざという時のために、チェーンを携行してください。特に大型車につきましては、過去の雪道での立往生の実績を踏まえ、必ずチェーンを携行してください。また、チェーンの付け方も事前に確認してください。
<高速道路走行中のお願い>
冬の高速道路では雪氷対策作業や冬用タイヤ装着指導など、ご迷惑をお掛けしますがご協力いただきますよう宜しくお願いします。今後も各種取組みを進め、冬期の高速道路の安全・安心の確保に努めてまいります。