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ニュースリリース

2020年における交通死亡事故の発生状況と安全運転のお願い

令和3年1月27日
西日本高速道路株式会社

NEXCO西日本(大阪市北区 代表取締役社長:前川 秀和)は、管内における2020年の交通死亡事故発生状況をとりまとめましたので、安全運転のお願いとあわせてお知らせします。

交通事故の発生状況※ NEXCO西日本まとめ

  • 22件の死亡事故が発生し、25名の尊い命が失われています。(2019年:45件、51名)

    ⇒死亡事故発生件数、死亡者数ともに、昨年と比較して概ね半減。道路公団民営化(平成17年10月)以降過去最少。

  • 「対停止車両事故」が12件(2019年:19件)、「対人事故」が4件(2019年:8件)発生

    ⇒昨年と比較し、減少に転じたものの、事故形態別(下記、グラフ参照)では大部分を占めており、高速道路上で「停止車両」や「人」へ衝突する“まさか!の事故”が後を絶ちません。

    ⇒万が一事故・故障に遭われた場合は、まず「後続車に合図」のうえ、速やかに「安全な場所へ避難」していただき、110番または非常電話、道路緊急ダイヤル(#9910)などで「通報」をお願いします。

    ⇒道路情報板で事故、故障等の情報が広報されている場合は、特に注意して運転をお願いします。

年別死亡事故件数・死亡者数(事故形態別)

《“まさか!の事故”とは》

通常、高速道路の本線上に人が立っていたり、車両が止まっていたりすることはありませんが、事故や故障等によりこういった事態が発生していることがあります。まさか!の状況にも対応できるよう、常に前方に注意しながらご走行下さいますようお願いいたします。

NEXCO西日本から安全運転のお願い

(1)万が一事故・故障に遭われた場合

高速道路での事故や故障等で車を止めたところに後続車が衝突する事故や、車外に出ていた運転手や同乗者が後続車にはねられる事故が後を絶ちません。万が一事故・故障に遭われた際は、まず「後続車に合図」のうえ、速やかに「安全な場所へ避難」していただき、110番・非常電話・道路緊急ダイヤル(#9910)などで「通報」をお願いします。

高速道路は、時速100㎞近い車が行き交っている空間です。事故・故障等の緊急事態が発生した場合の避難等措置の適否が生死を分けることもあります。

事故や故障等でやむを得ず高速道路上で止まった場合

後続車へ合図を!
  • 後続車へ合図を!

    ハザードランプ・発炎筒・停止表示器材等で後続車に対する注意喚起を行ってください。設置する際はガードレールの外側や中央分離帯に沿って後方へ移動をお願いします。移動の際は足元にも十分注意してください。

絶対に歩き回らない
  • 絶対に歩き回らない

    事故・故障車付近の本線車道や路側帯を歩き回ると大変危険です。
    高速道路は一般道とは違います!同じ感覚での行動は絶対におやめください。

安全な場所に避難
  • 安全な場所へすみやかに避難!

    車内や車の前後での待機は大変危険です。運転手も同乗者も全員、自車より後方のガードレールの外側など安全な場所へすみやかに避難してください。

事故・故障状況を通報!
  • 事故・故障状況を通報!

    110番または非常電話・道路緊急ダイヤル(#9910)により、事故や故障の状況を通報してください。

高速道路走行中に停止車両を発見した場合

高速道路上に停まっている車の付近を通過する際には、人が路上にいる可能性止まっている車両の陰から人が飛び出して来る可能性があります。必ず、速度を落として注意して走行してください。また通過時に危険を感じた場合は、最寄りの休憩施設等から110番・非常電話・道路緊急ダイヤル(#9910)などで通報のご協力をお願いします。

(2)雪の高速道路を走行する際のお願いについて

冬の高速道路は、雪の影響を大きく受けます。出発時は晴れていても、経路途中や目的地は雪に変わっている等、急な気象の変化も珍しくありません。冬の高速道路をご利用になる際は、事前に気象情報や交通情報を確認していただく等の準備をお願いします。

  • 冬用タイヤ装着とタイヤチェーンの携行

    1台でも自力走行不能車両が発生すると、長時間の渋滞や通行止めにつながる可能性があります。冬の高速道路を走行される際は、予め冬用タイヤを装着していただき、タイヤチェーンの携行をお願いします。

冬の高速道路走行時の注意点

出発前に情報取集を
  • 出発前に情報取集を

    冬の高速道路を走行する際は、気象情報、交通情報等で事前に道路状況の確認をお願いします。また、広範囲で暴風雪や大雪が予想される場合は、弊社のHPにてお知らせをしますので、お出かけを控えていただく等の検討をお願いします。

時間にゆとりのあるドライブ計画を!
  • 時間にゆとりのあるドライブ計画を!

    冬の高速道路は、降雪状況により速度規制や通行止めを実施する場合もあります。ゆとりのある走行計画をお願いします。

十分な休憩を!
  • 十分な休憩を!

    降雪時の運転は、神経を使うため、普段より疲れが溜まりやすくなります。疲れを感じたら無理をして先を急がず、SA・PAで休憩をお願いします。その際に、車体やライトの雪落とし、積載物のチェック、この先の気象情報・交通情報の確認も併せてお願いします。

高速道路における交通事故をゼロにするための危険運転撲滅プロジェクト
~「STOP! NAGARA DRIVING PROJECT」(通称「SNDプロジェクト」)~

NEXCO西日本では、阪神高速道路株式会社、本州四国連絡高速道路株式会社及び株式会社エフエム大阪と4社共同で、高速道路における交通事故をゼロにするための危険運転撲滅プロジェクト「STOP! NAGARA DRIVING PROJECT」(通称「SNDプロジェクト」)を令和2年4月から始動しております。

わき見をし「ながら」の運転、スマートフォンを操作し「ながら」の運転、運転手の身勝手なあおり運転(イライラし「ながら」の運転)など、高速道路での交通事故につながる危険運転を撲滅し、交通事故ゼロを目指すべく、4社で手を取り合って、持続的な交通安全啓発活動として取り組んでいるところです。

SNDプロジェクトの活動にあたり、株式会社エフエム大阪の主催する飲酒運転撲滅プロジェクト「STOP! DRUNK DRIVING PROJECT」(通称「SDDプロジェクト」)と連携するとともに、ラジオ放送も活用しながら情報発信に努めております。

  • ラジオ番組の概要
【タイトル】
SND garden~STOP! NAGARA DRIVING PROJECT
【放送日時】
毎週木曜日 20時00分~20時30分
【放送局】
FM大阪(FM85.1MHz)
【司会進行】
珠久美穂子(FM大阪DJ)
【番組概要】
高速道路での交通事故に繋がる危険運転を撲滅し、交通事故ゼロを目指すことを目標に、素敵な音楽とともにメッセージを発信しています。番組内ではSNDサポーターを募集し、サポーターがラジオ上で集えるようなコミュニケーションの場“庭=garden”を目指しています。
  • キャンペーンの実施
【タイトル】
「Heart to Heart 伝えよう!届けよう!SNDメッセージキャンペーン」
【開催趣旨】
ちょっとした気の緩みや身勝手な考えでおこりうる「ながら運転」をしない・させないをテーマに「ながら運転」に対する撲滅メッセージを募集したものです。
【結果発表】
4社による選考を行い、グランプリ作品及び優秀作品を令和3年2月13日(土曜)に「LIVE SDD 2021」内で発表いたします。
「LIVE SDD 2021」についてはSDD~STOP! DRUNK DRIVING PROJECT 飲酒運転防止プロジェクト新規ウィンドウを開きます にてお知らせしています。

現在、新型コロナウイルス感染拡大防止のためイベント開催を自粛しておりますが、今後の活動予定につきましては、STOP NAGARA DRIVING PROJECT ながら運転防止プロジェクト SND PROJECT新規ウィンドウを開きます にて随時お知らせいたします。

SNDプロジェクトロゴ

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SDD×SNDコラボレーションロゴ

SDD×SNDコラボレーションロゴ