令和6年1月31日
西日本高速道路株式会社
NEXCO西日本(大阪市北区 代表取締役社長:前川 秀和)は、管内における2023年の交通死亡事故発生状況をとりまとめましたので、安全運転のお願いと合わせてお知らせします。
交通事故の発生状況※ NEXCO西日本まとめ
NEXCO西日本では、阪神高速道路株式会社、本州四国連絡高速道路株式会社及び株式会社エフエム大阪と4社共同で、高速道路における交通事故をゼロにするための危険運転撲滅プロジェクト「STOP! NAGARA DRIVING PROJECT」(通称「SNDプロジェクト」)を推進しております。
わき見をし「ながら」の運転、スマートフォンを操作し「ながら」の運転、運転手の身勝手なあおり運転(イライラし「ながら」の運転)など、高速道路での交通事故につながる危険運転を撲滅し、交通事故ゼロを目指すべく、4社で手を取り合って、持続的な交通安全啓発活動として取り組んでいるところです。
SNDプロジェクトの活動にあたり、株式会社エフエム大阪の主催する飲酒運転撲滅プロジェクト「STOP! DRUNK DRIVING PROJECT」(通称「SDDプロジェクト」)と連携するとともに、ラジオ放送も活用しながら情報発信に努めております。
現在、新型コロナウイルス感染拡大防止のためイベント開催を自粛しておりますが、今後の活動予定につきましては、専用ウェブサイト( https://snd-project.jp/ )にて随時お知らせいたします。
SNDプロジェクトロゴ
SDD×SNDコラボレーションロゴ
高速道路を走行している時、乗っている人もまた同じ速度で進んでいます。車が急に止まれないように、体も急には止まれません。
衝突した際、シートベルトは、車内にてハンドルやフロントガラスに胸や頭をぶつける2次衝突や車外への放出を一定の範囲で防止する効果があります。シートベルトが、あなたを守ります。また、エアバッグはシートベルトを着用しないと十分な効果を発揮しません。
高速走行で衝突した場合、シートベルトをしていないと体が車内で振り回され、開いたドア、割れたガラス部分、場合によっては前や後のガラスを突き破って、車外放出されることがあり、車外放出されると、路面への落下時の衝撃や後続車にはねられるなど、死亡に至るケースもあります。またシートベルトをしている同乗者にもケガをさせてしまう可能性があります。
法律に基づき、運転席・助手席だけでなく後部座席も必ずシートベルトを着用してください。
前席と違い、衝突時に後部座席ではハンドルやフロントガラスに直接ぶつかることはなく、シートベルトは必要ないと考えがちですが、実際には車内で振り回され頭や体をうったり、車外に放出されるケースが少なくありません。
お子様の体格と車に合った安全性の高いものを使用しましょう。
路面が乾燥している場合は、時速100kmでは約100m、時速80kmでは約80mの車間距離をとる必要があります。
路面が雨に濡れている場合には、この約2倍の車間距離が必要です。
前の車との車間距離は十分にとりましょう。
二輪車は車とは違い、体を守るものが無いため重大事故につながりやいため、ヘルメットの確実な着用やプロテクターを装着するなど、万が一の事態に備える必要があります。また、急ハンドルや急ブレーキは転倒の恐れがありますので、周囲の交通状況に注意しながら安全な速度で走行していただき、余裕をもった運転をお願いします
ライダーにとっての命綱ともなるヘルメットのあごひもはしっかりと締めましょう。
胸部・腹部を守るために、自分の体に合ったプロテクターを装着しましょう。
自動車と接触し転倒の恐れがあり、大変危険ですので絶対にやめましょう。
二輪車は雨や風の影響を受けやすいため、道路状況に応じた速度で走行をお願いします。
高速道路での事故や故障等で車を止めたところに後続車が衝突する事故や、車外に出ていた運転手や同乗者が後続車にはねられる事故が後を絶ちません。万が一事故・故障に遭われた際は、まず「後続車に合図」のうえ、速やかに「安全な場所へ避難」していただき、110番・非常電話・道路緊急ダイヤル(#9910)などで「通報」をお願いします。
ハザードランプ・発炎筒・停止表示器材等で後続車に対する注意喚起を行ってください。
事故・故障車付近の本線車道や路側帯を歩き回ると大変危険です。
車内や車の前後での待機は大変危険です。運転手も同乗者も全員、自車より後方のガードレールの外側など安全な場所へすみやかに避難してください。
110番または非常電話・道路緊急ダイヤル(#9910)により、事故や故障の状況を通報してください。
2024年10月11日