この度は、西日本高速道路(株)関西支社が管理する名神高速道路の久々知(くくち)高架橋のコンクリート片が落下し、男性1名が負傷されるという事故が発生しましたことにつきまして、深くお詫び申し上げます。
そのコンクリート片が、駐車場内を歩行されていた、駐車場利用者である男性(40代:尼崎市在住)の頭部に当たり、全治8日間の負傷を負わせたものと思われます。
落下したコンクリート片の形状は不明ですが、現場周辺で、最大5cm×3cm(32g、こぶし1/3大)程度をはじめとする十数個の破片、全重量110gを回収いたしました。
コンクリートの剥落の原因は、現在、調査中ですが、当該高架橋において、本日(10日)朝より、緊急点検を実施するとともに、応急処置を実施しているところです。
当該高架橋は、平成14年8月に、構造物詳細点検を実施し、剥落の恐れのある劣化箇所につきましては、たたき落とし処理を行いました。
負傷されました方に対しまして、心からお詫び申し上げますとともに、このような事故を二度と起こさないよう、緊急点検を実施し、一般の皆様の通行される上面の劣化箇所につきましては、ネットを張るなど、応急対策を実施してまいります。
改めまして、深くお詫び申し上げます。