▲ 

ニュースリリース

鵜殿ヨシ原の環境保全の取り組み
― ヨシの生育に関する調査結果及び環境保全に配慮した橋梁計画検討 ―

平成28年3月30日
西日本高速道路株式会社

NEXCO西日本関西支社(大阪府茨木市、支社長:村尾光弘)は、平成24年4月に事業許可を受けた新名神高速道路の淀川を渡河する区間(八幡~高槻間)において、雅楽で使用される良質なヨシ生育環境の保全と新名神高速道路事業の両立を図るため、平成25年1月に「鵜殿ヨシ原の環境保全に関する検討会(以下、「検討会」という)」を発足させ、これまで実施されたことのない篳篥(ひちりき)用ヨシ(雅楽で使用される良質なヨシ)に関する総合的・体系的な調査を行ってまいりました。

今回は、この3年間の現地調査及び7回に亘る検討会を踏まえ、これまでのヨシの生育に関する調査結果と鵜殿ヨシ原の環境保全に配慮した橋梁計画検討について、下記のとおり、お知らせするものです。

1.新名神高速道路 鵜殿ヨシ原の環境保全に関する取り組みについて

検討会にて、委員の方々からご意見をいただき、以下のとおり取りまとめを行いました。

  • 別紙1.これまでのヨシの生育に関する調査結果
  • 別紙2.鵜殿ヨシ原の環境保全に配慮した橋梁計画検討

2.今後の進め方について

(1)
今後、鵜殿ヨシ原の環境保全に配慮した橋梁計画の検討案について関係機関等との協議調整を進めてまいります。
(2)
篳篥用ヨシの環境保全に向けた、モニタリングについての検討を進めてまいります。

3.情報発信について

(1)
篳篥用ヨシに関する環境保全について、今後とも検討会の場で専門家等から指導・助言をいただき、事業者として適切な対策を検討してまいります。
(2)
上記の内容については、鵜殿ヨシ原の環境保全についてに掲載するとともに、篳篥用ヨシの保全について心配されている方々などにも積極的に説明してまいります。
Get Adobe Reader

PDFファイルをご覧になるには、Adobe Readerが必要です。