平成26年4月18日
西日本高速道路株式会社
NEXCO西日本九州支社(福岡市中央区、支社長:本間清輔)が建設を進めています東九州自動車道 椎田南インターチェンジ(IC)~豊前IC~宇佐IC間(延長28.3km)については、これまで用地取得などの地元の協力・理解が得られることを前提条件として独立行政法人日本高速道路保有・債務返済機構との協定上の完成予定を2年前倒しした平成26年度を会社の開通努力目標として事業を進めてまいりました。
このうち、豊前IC~宇佐IC間については、工事も順調に進んでおり、平成26年度の開通努力目標に変更はありません。
しかしながら、椎田南IC~豊前IC間については、一部の事業用地の取得の遅れにより、目標年度での開通が困難となったことから、開通努力目標を、用地の早期取得につとめつつ平成28年春とすることといたしますのでお知らせいたします。
今後も、関係機関とも調整の上、1日でも早く開通が実現できるよう努力してまいります。
なお、福岡県内で残る事業区間の行橋IC~みやこ豊津IC間については、工事も順調に進んでおり、平成26年度の開通予定に変更はありません。
東九州自動車道は、北九州市を起点として、福岡・大分・宮崎・鹿児島各県を結び、鹿児島市に至る延長436kmの高速自動車国道で、北九州市で九州縦貫自動車道と分岐し、途中、九州横断自動車道長崎大分線、九州横断自動車道延岡線、九州縦貫自動車道宮崎線と連絡し、九州縦貫自動車道鹿児島線と接続する路線です。
当路線は、九州縦貫自動車道及び九州横断自動車道とともに、九州の高速自動車国道のネットワークを形成し、東九州地域の産業・経済・文化の振興と均衡ある発展を図り、また交通混雑の緩和、輸送時間の短縮など沿線都市の生活向上・活性化が見込まれるとともに、災害時などにおいて消防・救急活動などの速やかな対応を図るための緊急輸送路としての役割も担います。
なお、東九州自動車道 行橋IC~みやこ豊津IC、椎田南IC~宇佐IC間における事業の進捗状況(用地取得率は3月末時点、面積ベース)は以下の通りです。