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ニュースリリース

東九州自動車道のストック効果
― 熊本地震の救援活動や物流代替路として機能 ―

平成28年11月8日
国土交通省 九州地方整備局
西日本高速道路株式会社

平成28年4月24日の東九州自動車道 椎田南インターチェンジ(IC)~豊前ICの開通により、北九州市から宮崎市までが南北に1本の高速道路でつながりました。熊本地震時の東九州自動車道の役割等をまとめましたのでお知らせします。

※ストック効果:
整備された社会資本が機能することによって継続的に中長期的に得られる効果
  1. 九州南北軸のリダンダンシー※1確保により物流を支援

    被災時に東九州道の大型車交通量が3倍に増加
    被災時に早急な救護・復旧活動を支援

  2. 配送体制の見直しによる生産性の向上

    農水産物等の集荷可能時間が大幅に増加
    水産物の関東への出荷量が4割増加

  3. 高速道路定額乗り放題割引が観光客の回復を後押し

    東九州道沿線のまつり来場者が1割増加
    東九州道の休日交通量が2割増加

※1 リダンダンシー:
災害時等、一部区間の途絶で全体の交通機能が不全とならないよう、ネットワーク等を多重化、または予備の手段を用意する様な性質

国土交通省 九州地方整備局と西日本高速道路(株)では、東九州自動車道の開通効果について適宜報告していきます。

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