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ニュースリリース

高速道路では初!SAにコワーキングスペース設置
― 宮崎大学、NEXCO西日本、九州アイランドワークによる共同研究・社会実験 ―

令和2年1月9日
国立大学法人宮崎大学
西日本高速道路株式会社
九州アイランドワーク株式会社

国立大学法人宮崎大学 地域資源創成学部(宮崎県宮崎市、学部長:入谷貴夫、以下「宮崎大学」)、NEXCO西日本九州支社(福岡県福岡市、支社長:松田均、以下「NEXCO西日本」)および九州アイランドワーク株式会社(宮崎県宮崎市、代表取締役社長:馬渡侑佑、以下「九州アイランドワーク」)は、全国の高速道路では初となる、高速道路のサービスエリア(SA)にコワーキングスペース(※)を設置します。

今回の取り組みは、高速道路が潜在的に持つ可能性創造の観点から、コワーキングスペースを介した新たな移動形成等について、3者で共同研究・社会実験を行うものです。

(※)
コワーキングスペースとは

作業スペースやミーティングルームなどを共有しながら仕事を行う施設や空間のことをコワーキングスペースと呼びます。

最近では、在宅勤務を行う専門職従事者や起業家、フリーランスだけではなく、学生や副業、パラレルキャリアを始める方、出張が多い方など様々な職種の方がコワーキングスペースを利用して活動しています。

また、働き方改革の一つとして挙げられている「テレワーク」を実践する場所としても利用されており、人材交流や共創といった利用者同士の新しい関係性をつくり出す場所としても注目されています。

<コワーキングスペースのイメージ>

コワーキングスペースのイメージ

コワーキングスペースのイメージ

スノーピーク社製の「住箱(ジュウバコ)」を改修したコワーキングスペースを設置します。

コワーキングスペースのイメージ

コワーキングスペースのイメージ

コワーキングスペースの活用イメージです。

1.共同研究・社会実験の概要

高速道路が持つ多様な可能性を模索すべく、SAを分散型のワークプレイスの一つと捉え、コワーキングスペースを設置することによる新たな移動形成等について、3者で共同研究・社会実験を行うものです。

(1)
研究項目
  • コワーキングスペースの利用実態調査
  • 地域特性(宮崎県や九州各地)を活かした調査研究
  • 教育、人材育成の推進及び相互協力
(2)
場所

E10宮崎自動車道 山之口SA(上り線)

(3)
期間

令和2年1月20日(月曜)から令和3年3月末まで

なお、令和3年3月末以降は共同研究・社会実験の状況により判断

2.コワーキングスペース「KIW-Workbox山之口SA」の概要

(1)
設置場所

E10宮崎自動車道 山之口SA(上り線)

(2)
利用期間

令和2年1月20日(月曜)から令和3年3月末まで (以降の継続は研究・社会実験等の状況により判断)

(3)
利用可能時間

8時00分から19時00分までを予定

(4)
利用方法(スマートキーによる利用となります)

1)まず、KIWアプリをダウンロードします。(iOS/Androidのアプリをダウンロードします)

<画像はイメージです>

2)会員登録を行います。合わせてクレジットカードの登録も行います。

会員登録を行います。合わせてクレジットカードの登録も行います。

3)利用時間に応じて、利用予約を行います。(1時間200円でご利用いただけます)

会員登録を行います。合わせてクレジットカードの登録も行います。

4)鍵を取得して、入室します。利用時間が過ぎたら退出します。

鍵を取得して、入室します。利用時間が過ぎたら退出します。

<注意事項>

  • 利用時には、クレジットカードの登録が必須となります。
  • 年齢制限は設けていませんが、大学生以上を対象としています。
  • 飲食は行えます。室内でのアルコールは禁止です。
  • 睡眠や宿泊はできません。
  • 室内は7名の人数制限がございます。利用時間が過ぎた方は、退出をお願いいたします。
(5)
施設内の設備について
  • 冷暖房完備
  • 最大4名のミーティングテーブル、カウンターテーブル席(4席)
  • 無線Wi-Fi
  • 電源コンセント
  • モニターディスプレイ
  • ビジネス本、地域のガイド誌、地域の定量データ資料など地域色の高い書籍を設置予定