▲ 

ニュースリリース

NEXCO西日本 九州支社管内のゴールデンウィーク期間における高速道路の渋滞予測

― 下り線は5月3日(金曜)、上り線は5月5日(日曜)に渋滞が多く発生 ―

令和 6年3月27日
西日本高速道路株式会社

NEXCO西日本九州支社(福岡市博多区、支社長:加治 英希)は、ゴールデンウィーク期間 [令和6年4月26日(金曜) ~ 5月6日(月曜)の11日間 ] の管内の高速道路における交通集中による5 km以上の渋滞予測をとりまとめました。高速道路をご利用されるお客さまには、渋滞発生回数が多いと予測される日や渋滞のピーク時間帯の前後に予定をずらすなど、渋滞を避けたご利用をお願いします。

1. 分散利用のお願い

  • 渋滞回数は下り線5月3日(金曜)上り線5月5日(日曜)に多いと予測しています。

    (最大渋滞長5km以上の渋滞回数はNEXCO西日本 九州支社管内の日別渋滞回数(最大渋滞長5km以上)参照、予測の一覧は 添付資料(1)(383KB)PDFファイルを開きます を参照)

  • 下り線の渋滞は午前を中心に発生し、5月3日(金曜)のE3 九州自動車道 筑紫野インターチェンジ( I C)付近を先頭とする最大30kmの渋滞がピークと予測しています。
  • 上り線の渋滞は午後(夕方)を中心に発生し、5月5日(日曜)のE3 九州自動車道 広川インターチェンジ( I C)付近を先頭とする最大25kmの渋滞がピークと予測しています。
  • 渋滞回数が多い日や渋滞のピーク時間帯を避けたご利用をお願いします。また、様々なツールで高速道路の渋滞予測情報や道路交通情報を提供していますので、ご利用前にはぜひご活用ください。
    (渋滞情報提供ツールの詳細は3.渋滞(予測)情報の提供 添付資料(2) (301KB) PDFファイルを開きます
  • 国土交通省からの依頼に基づき、交通混雑期における渋滞の激化を避けるため、
    4月27日(土曜) ~ 29日(月曜)、5月3日(金曜) ~ 6日(月曜) は休日割引が適用されません。

2. 渋滞発生の傾向

【NEXCO西日本 九州支社管内の日別渋滞回数(最大渋滞長5km以上)】

  • 4月26日(金曜) ~ 5月6日(月曜)の11日間  上下線合計 41回

渋滞予測回数(下り線)

渋滞予測回数(上り線)

【九州支社管内の令和6年 ゴールデンウィークと過去実績の比較】

令和5年(昨年)の渋滞回数との比較は以下のとおりです。なお、令和5年実績には、事故などの影響による渋滞が含まれています。

九州支社管内の令和5年お盆予測と過去実績の比較

※1
5km以上の渋滞回数には、10km以上の渋滞回数を含む。
※2
令和6年予測は、令和6年4月26日(金曜)~5月6日(月曜)の11日間を集計。
※3
令和5年実績は、令和5年4月28日(金曜)~5月7日(日曜)の10日間を集計。

【九州支社管内における最大渋滞長5km以上の予測渋滞一覧】 添付資料(1) (383KB) PDFファイルを開きます 参照も参照ください

九州支社管内における最大渋滞長5km以上の予測渋滞

渋滞の発生は、事故や天候などにより予測内容から変動することがあります。
渋滞長は予測したデータを5km単位で表した数値です。

3. 渋滞(予測)情報の提供

渋滞予測情報および道路交通情報は、以下のサイトからご利用いただけます。

1.渋滞予測情報

渋滞の発生箇所、時間帯毎の渋滞長、渋滞のピーク時刻などが分かりますので、ご旅行日やご旅行時間の計画にお役立てください。

2.通行料金のルート検索

目的地へのルート検索による、所要時間、通行料金などが分かりますので、ご旅行の計画にお役立てください。

アイハイウェイ

3.道路交通情報(リアルタイム情報)

事故や気象などの影響で渋滞が発生する場合があり、刻々と変化しますので、出発前やご旅行中にお役立てください。

※運転中の操作は禁止されています。

※詳細は、 添付資料(2)(301KB)PDFファイルを開きます をご覧ください。

4. 混雑対策の取り組み

渋滞多発箇所での情報板による所要時間・渋滞の情報提供や、今回の渋滞予測や過去の交通混雑期(GW、お盆、年末年始など)の状況を踏まえて、駐車場整理員の配置を実施いたします。

路側情報板による直近情報(所要時間・渋滞)提供イメージ

路側情報板による直近情報(所要時間・渋滞)提供イメージ

駐車場整理員・臨時仮設トイレの配置(イメージ)
駐車場整理員・臨時仮設トイレの配置(イメージ)

駐車場整理員・臨時仮設トイレの配置(イメージ)

5. 安全運転のお願い

渋滞/非渋滞時の死傷事故率

NEXCO西日本調べ

  • 渋滞中の交通事故発生リスクは、非渋滞時の40倍以上!

    渋滞発生時の交通事故発生リスク(死傷事故率)は、渋滞していない時の40倍以上となります。

    渋滞が多く発生する交通混雑期は、特に運転に注意が必要です。

死傷事故率:交通量(台)×距離(km)あたりで発生する死傷事故の件数

例)100万台の車両が100km走行した際に、5件の死傷事故が発生した場合、死傷事故率は、 5(件/億台・km)となります。

事故・故障が発生したら
  • 安全運転を心がけるチェックポイント!
  • 全席シートベルトの着用こまめな・早めの休憩を心掛けてください。
  • 前方に注意し、車間距離を十分に確保して、渋滞後尾や渋滞渦中での追突等にご注意ください。
  • 情報板などで渋滞情報の確認をしてください。
  • 渋滞後尾ではハザードランプを点灯し、後続車に合図をお願いします。
事故・故障が発生したら
  • もし、事故・故障が発生したら・・・
  • 停車後は、ハザードランプを点灯するとともに発炎筒や停止表示板で後続車に、事故車や故障車の存在を知らせてください。
  • 道路上に留まらずに、通行車両に注意しながら速やかに「ガードレールの外」など、安全な場所に避難してください。
  • 「110番」または「道路緊急ダイヤル#9910」もしくは「非常電話」にて通報してください。

※ 運転中の携帯電話の使用は禁止されています。

長いトンネル区間の走行にはご注意ください
  • 長いトンネル区間の走行にはご注意ください
  • 九州自動車道 小倉南IC~八幡ICの福智山トンネル・金剛山トンネルや、八代IC~えびのICの肥後トンネル・加久藤トンネルなど、長大トンネルが連続する区間があります。
  • トンネルでの事故は重大事故につながる危険性があります。走行には十分ご注意ください。
  • 一部のトンネル入口にはトンネル用信号が設置されています。非常時には信号やトンネル情報板に従って走行してください。
逆走車を見かけたり、逆走車情報をみたら・・・
  • 逆走車を見かけたり、逆走車情報をみたら・・・
  • 逆走車情報を見聞きしたら、速度を落とし十分な車間距離を取って走行してください。逆走車は追越車線を走行してくる傾向があります。
  • 逆走車を前方に発見したら、衝突を避けるよう注意して走行ください。
  • 同乗者から110番、または最寄りの休憩施設の非常電話から通報いただくか、料金所スタッフにお申し出ください。直ちに情報板・ハイウェイラジオでお知らせします。
  • STOP!NAGARA DRIVING PROJECT(通称「SNDプロジェクト」)
  • NEXCO西日本では、わき見をし「ながら」の運転、スマートフォンを操作し「ながら」の運転、運転手の身勝手なあおり運転(イライラし「ながら」運転)など、高速道路での交通事故につながる危険運転を撲滅し、交通事故ゼロを目指すべく、持続的な交通安全啓発活動を実施しています。
    Dプロジェクト ( https://snd-project.jp/ 新規ウィンドウを開きます

6.渋滞緩和に向けたお願い

お客さまのちょっとした心掛けで渋滞の緩和につながります。ご協力をお願いします。

速度を低下させない!
[1]
速度を低下させない!

上り坂など、速度低下を注意喚起している場所は、渋滞や事故の多発箇所です。速度回復にご協力をお願いします。

自然渋滞の多くが ”サグ” など、勾配の変化によりドライバーが無意識のうちに速度低下してしまう場所で発生しています。

サグ

サグ:
道路の縦断勾配が、下り坂から上り坂へと(速度が出にくいように)切り替わる凹部のこと。

車間距離をつめ過ぎない!
[2]
車間距離をつめ過ぎない!

走行中はスムーズな合流・車線変更や余計なブレーキを踏まないために、十分な車間距離の確保をお願いします。

追越車線に集中しない!
[3]
追越車線に集中しない!

追い越しが完了したら、速やかに左側の走行車線に戻りましょう。渋滞中における必要以上の車線変更は、さらなる渋滞の悪化を招きます。

追越車線に集中しない!
[4]
I CやJCTの合流部では先端の1か所で合流する!

合流部では加速車線を十分に活用し、先端の1か所で合流するファスナー合流を心がけましょう。

高速道路では本線を通行する車両が優先です。加速が不十分な状態での本線への合流や無理な割込みは、本線を通行する車両の流れを妨害するだけでなく、追突事故やさらなる渋滞悪化のリスクを引き起こします。

また、渋滞中であっても、加速車線の先端まで進むことは「マナー違反」や「順番とばし」にはなりません。スムーズな合流・渋滞緩和に心がけた運転を行うことがマナーです。(区画線の白線実線部でのはみ出しは法令違反です)

[5]
合流後は車線をキープ! ~ (第1)走行車線が比較的空いています ~

渋滞が多発する九州自動車道 上り線 鳥栖JCT~筑紫野IC間は、第2走行車線・追越車線から渋滞が発生する傾向が見られます。3つの車線を有効活用しながら渋滞緩和を図るため、鳥栖JCT・基山PAから本線へ合流後しばらくは一番左側の第1走行車線での走行をキープしてください。

[添付資料]

Get Adobe Reader

PDFファイルをご覧になるには、Adobe Readerが必要です。