平成30年2月28日
西日本高速道路株式会社
NEXCO西日本四国支社(高松市朝日町、支社長:中根 正治)は、E32高知自動車道 大豊インターチェンジ(IC)~南国IC間(下り線)の明神(みょうじん)トンネル)において、高速道路リニューアルプロジェクト(※)の一環として、トンネルインバート設置工事のため、終日車線規制を実施させていただきます。また、本規制にあわせて道路保全工事も実施いたします。
お出かけの際は、事前に道路交通状況をご確認のうえ、お時間にゆとりをもってご出発いただくとともに、十分注意してご走行いただきますようお願いいたします。
また、期間中は、工事専用ウェブサイトを用意しておりますので、高速道路をご利用の際の参考にしてください。
お客さまや沿道の皆さまには、ご不便、ご迷惑をおかけしますが、お客さまへの影響を最小限にするための工夫を継続して行ってまいりますので、工事へのご理解とご協力をお願いいたします。
路線 | 区間 | 規制期間 | 規制区間延長 |
---|---|---|---|
E32高知自動車道 (下り線) |
大豊IC~南国ICの内、下図に示す箇所 | 2018年(平成30年)4月2日(月曜)
~2019年(平成31年)8月下旬 |
約3km |
規制期間が長期にわたるため、GW・お盆・年末年始の交通混雑期に加え、渋滞が予想される3連休(海の日、敬老の日、秋分の日、体育の日、勤労感謝の日を含む連休)は、一旦規制を解除し、工事は行いません。また、工事の進捗状況により終了時期が変更になる場合があります。
(※)高速道路リニューアルプロジェクト
NEXCO西日本が管理する高速道路は、開通後約30年が経過した延長が約4割を占めるなど、老朽化が進展しています。
厳しい使用環境にさらされていることで、高速道路本体の変状が顕在化している箇所は早期に大規模更新・大規模修繕に取り組んでいく必要があります。
本工事を行うことで、トンネルの安定性向上を図り、高速道路ネットワーク機能を長期にわたって健全に保つことができます。
図 位置図(四国支社管内)
図 位置図(高知自動車道 一部区間抜粋)
※情報提供の強化
終日車線規制に伴う渋滞は予測されておりませんが、万が一に備え、LED表示器による仮設情報板を連絡等施設及び休憩施設手前の本線脇などに設置し、渋滞状況をお知らせいたします。
工事箇所は下り線(大豊⇒南国方面)のみですので、上り線は通常通りご走行いただけます。また、工事工程により規制させていただく車線を切替えます。
詳細は工事専用ウェブサイトでご確認ください。
<走行側を規制する場合>
<追越側を規制する場合>
お客さまに安全で快適な走行をしていただくため、トンネルの盤ぶくれを抑制するインバート(コンクリート)の設置工事を行います。工事詳細は(工事代表断面図)のとおり通行止めは行わず、車線を切替えながらインバート設置を半分ずつ進めていきます。
“「盤ぶくれ」とは”
地盤内における土の圧力と膨張しやすい性質の土によって、路面が持ち上がり走行に支障をきたす現象をいいます。 インバートを設置することで、山の性質が悪く経過年数の増加に伴い過度な力がかかっているトンネルを、リング状の、より強い構造とすることで安定性を向上させます。
※西日本のリニューアルとしては初
(主な作業内容) トンネル盤ぶくれを抑制するため、新たにトンネル下部のインバートを設置
(工事代表断面図)
(規制期間短縮の取り組み)
工事に伴い撤去、復旧する通路や水路にはプレキャスト製品を積極的に使用し(下右図赤塗り部)、規制期間の短縮を図ります。
プレキャスト製品(通路)のイメージ
プレキャスト製品(通路)設置個所
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お客さまからのお問い合わせは、下記で承ります。
NEXCO西日本 四国支社 高知高速道路事務所 Tel.088-862-1116(代表)
受付時間/平日9時00分~17時00分(土曜・日曜・祝日を除く)