令和5年6月23日
土佐市
西日本高速道路株式会社
E56高知自動車道 土佐PAスマートインターチェンジ(スマートIC)では、現在、6時から22時までの利用に限定されておりますが、7月12日(水曜)22時から24時間の利用が可能となります。
24時間の利用が可能となることで、農産品の輸送効率・速達性の向上 や 早朝・夜間の救急搬送時間の短縮、時間を選ばない防災体制の構築、住民の利便性の向上 が期待されます。
令和5年7月12日(水曜) 22時から
四国横断自動車道 阿南四万十線(E56高知自動車道)
土佐PAスマートIC(土佐市東鴨地)
24時間
ETC車載器を搭載した車長6m以下の二輪車・軽自動車・普通車
一旦停止型のハーフIC形式(高知市方面への入口、須崎市方面への出口)
24時間化により、高速道路を利用した早朝の農産品の輸送が可能となり、輸送効率が向上し、出荷に掛かる時間を短縮することができます。これにより、地域の農業振興に寄与することが期待されます。
地元文旦生産者の声
高知市内の市場の仕入れ等の関係から、6時~22時の運用時間では不便と感じていました。
運用時間を1~2時間程度前倒していただければ、運搬時間の短縮・効率化が見込めます。
農協関係者の声
現在の運用時間では、高知市中央卸売市場での6時からのセリに間に合わず、運用時間を延長してほしいです。もっと早い時間から使うことが出来れば余裕をもってセリに出荷できるので大変助かります。
※スマートIC供用時間帯に関するヒアリング調査結果
土佐PA周辺地区では、救急搬送の際に土佐PAスマートICから高速道路を利用することにより搬送時間の短縮に寄与しています。高速道路を利用した救急搬送では、緊急走行時の交差点進入による事故の危険性が少なくなり、隊員の負担が軽減されるとともに、搬送時の揺れが少なくなるため、患者の負担が軽減されます。
24時間化により、高速道路を利用した救急搬送が時間を選ばず可能となり、24時間365日、広域的かつ迅速に対応可能な救命・救急体制が実現されます。
土佐市から高知赤十字病院への搬送回数
土佐PAスマートIC整備による所要時間の短縮効果
24時間化により、土佐市役所・消防本部と戸波総合市民センターや市中西部の避難所などの防災拠点間を繋ぐ緊急ルートとして、高速道路を利用した防災体制がより一層強化され、地域住民の安心・安全の確保が期待されます。
近隣住民の声
大雨が降った時など一般道が冠水や通行止めの恐れがある際は、高速道路を利用して帰宅したことがあります。24時間化になれば、急な大雨が降ったとしても昼夜を問わず利用できるため安心することができます。
※近隣住民へのアンケート調査結果
24時間化により、近隣住民の生活様式や利用ニーズに合わせて、早期出発や夜間帰宅といったゆとりを持った計画を立てられることとなり、近隣住民の利便性向上が期待されます。
近隣住民の声
土佐PAスマートICについては、観光やレジャーの目的で多く利用していました。
遠方へ出かける際は早期出発・夜間帰宅することも多いため、24時間化することによる利便性向上に期待しています。
※近隣住民へのアンケート調査結果