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特集2:高速道路の長期保全

特集2:高速道路の長期保全

床版取替工事の状況
九州自動車道 本名川橋

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高速道路リニューアルプロジェクト

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現在、NEXCO西日本が管理する高速道路は約3,500kmに達しており、その約4割が開通から30年を超え、老朽化が進んでいます。そのため当社では、道路ネットワーク機能を長期にわたって健全に保つため、橋梁やトンネルなどの構造物をリニューアルする、「高速道路リニューアルプロジェクト」を進めています。

床版取替工事の目的

高速道路の橋梁について、年数経過に伴う老朽化や大型車交通量の増加、凍結防止剤の散布により、「床版」と呼ばれる構造物が劣化しています。

リニューアルプロジェクトでは、その床版を新しいものに取り替える工事を実施し、高速道路を健全に保っています。

高速道路の構造と床版の劣化

高速道路の構造と床版の劣化

阪神改築事務所 所長 岩尾 哲也

阪神改築事務所 所長岩尾 哲也

関西の活力を支えて50年、まだまだ使命は続きます。だから今“高速道路リニューアルプロジェクト”

阪神改築事務所は、中国自動車道吹田JCT~神戸JCT間31.6kmのリニューアル工事を主に担当します。当区間は前回の大阪万博(EXPO’70)の頃整備され、開通後50年を迎えようとしています。都市内を通過するため連続高架橋形式が大半を占め、複数の鉄道施設や主要道路と交差・並行するとともに沿線には住宅街等が近接しているため、工事による騒音、周辺道路の交通混雑等の社会的影響をいかに最小化していくかが重要課題となります。

新名神高速道路

リニューアルプロジェクト先行着手箇所

特に、2020年度より先行着手する中国自動車道吹田JCT~中国池田IC間は、一定期間の終日通行止めによる工事を計画しています。交通管理者及び他の道路管理者と密に連携し、きめ細かな事前広報及び迂回路情報の提供を実施するとともに、新技術の導入による通行止め期間の短縮に努めてまいります。

末永く安全・安心に高速道路をご利用いただくために、高速道路リニューアルプロジェクトにご理解とご協力をお願いいたします。

新名神高速道路

リニューアルプロジェクト先行着手箇所

耐震補強対策の加速化

2016年4月に発生した熊本地震における橋梁の被災状況を踏まえ、お客さまに安心して高速道路をご利用いただけるよう、橋梁の耐震補強を進めています。

具体的には、落橋・倒壊の防止対策に加えて、路面に大きな段差が生じないように支承の補強等を行っています。

耐震補強イメージ図

耐震補強イメージ図

耐震補強前耐震補強前

矢印

矢印

耐震補強後耐震補強後