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高速道路インフラの健全性の確保

道路構造物の点検・管理

保全事業システムの構築を推進しています

高速道路を将来にわたって健全な状態に保持していくために最も大切なことは、点検の結果に基づき、いつ、どのような対策を実施するか、または監視を行っていくか等を総合的な観点から判断し、そして確実に実行することへ繋げていくことです。これを実現するためには、業務システムの整備と技術者の育成が重要な鍵を握ります。

NEXCO西日本の進める保全事業システムでは、現場力の高い技術者の育成、非破壊検査技術による点検の高度化や効率化、AIを活用した変状判定や健全性診断の支援、更には維持管理しやすい構造への更新など保全事業システムの確立と高度化に取り組んでいます。

写真:保全事業システムの流れ

保全事業システムの流れ

道路付属物の更新・修繕

照明や情報板など道路付属物の更新・修繕を計画的に実施しています

高速道路の多種多様な設備が故障し、高速道路の運用に支障が生じる事態を未然に防止するため、点検~判定・評価~補修~経過観察までのPDCA新規ウィンドウを開きますサイクルを構築し、計画的な更新を行っています。また、ワイヤー等による更なる落下防止対策の実施、被害が想定されない場所への移設を計画的に実施しています。

特にジェットファン新規ウィンドウを開きますについては、従前から設置している吊金物で十分な強度を有していますが、さらに吊金物を増やし、落下防止に努めています。また、更新にあわせて、吊金物への負荷が小さい軽量型ジェットファンへ取り替えを実施しています。2017年度は、113カ所のジェットファンについて吊金物を増やし更なる落下防止対策を、17カ所のジェットファンについて軽量化取り替えを実施しました。

このほか、老朽化更新にあわせて、LED照明やマルチカラー情報板新規ウィンドウを開きますなど最新の設備を導入し、省エネや視認性の向上にも取り組んでいます。2017年度には、38kmのトンネル照明のLED化、78面の情報板のマルチカラー化を実施しました。

写真:軽量型ジェットファン

軽量型ジェットファン

写真:LED照明灯具

LED照明灯具

写真:マルチカラー情報板

マルチカラー情報板

道路構造物損傷の抑制

重量超過等の違反車両へ取り締まりを徹底しています

大型車交通や車両総重量の増加に加え、重量超過等の違反車両は、道路の劣化を進行させる要因となっています。

そこで、従来から実施している専門部隊による取り締まりや措置命令に加え、積載物の軽減や通行の中止など厳格な措置命令を実施するとともに、特に常習的・悪質な違反者に対しては警察への告発など厳罰化を図っています。

写真:取り締まりの様子

取り締まりの様子