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お知らせ

橋梁コンクリート内でのコンクリート締固め機先端部存置に対する対応について

平成20年12月10日
西日本高速道路株式会社
九州支社
西日本高速道路株式会社九州支社(福岡市中央区、支社長:久保晶紀)が建設を進めています東九州自動車道(末吉財部~大隅)の高田川橋(こうだがわばし)に関して、平成20年10月21日に発表しました「橋梁コンクリート内でのコンクリート締固め機先端部存置の判明について」につきまして、橋梁構造に与える影響を検討し、対応しましたので、お知らせします。

1.工事概要

道路名:
東九州自動車道(末吉財部~大隅)
工事名:
東九州自動車道高田川橋(PC上部工)工事
工事箇所:
鹿児島県曽於市大隅町大字岩川
工事期間:
平成18年3月16日~平成20年8月31日(完成済み)
橋梁型式:
PC3径間連続波形鋼板ウェブ箱桁橋(延長=244m)

2.コンクリート締固め機存置状況

場所:
橋脚柱頭部隣接の波形鋼板裏打ちコンクリート部(平均厚さ370mm)
コンクリート締固め機:
先端振動部(径φ43mm×長さ約380mm)、材質:炭素鋼鋼材

3.対応について

橋梁構造に与える影響については、応力解析により照査した結果、問題ないことを確認しました。また、コンクリート締固め機の先端振動部は、材質が炭素鋼鋼材であり、コンクリート以上の強度を有していることから、コンクリート内に残されても橋梁の安全性に対する影響はないものと考えており、コンクリート締固め機の先端振動部を取り除くことでコンクリート周辺部を傷つけるなど悪影響を考慮し、存置することといたしました。
なお、耐久性を考慮し、当該部のコンクリートを炭素繊維シートにより補強することといたしました。
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