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お知らせ

第1回 四国横断自動車道 吉野川渡河部の環境保全に関する検討会(議事要旨)

1.日時

平成25年8月22日(木曜)13時30分~15時30分

2.場所 

アスティとくしま 1階 第3会議室 

3.出席者

出席委員:
大田委員、鎌田委員、桑江委員、上月委員、真田委員、長尾委員、中野委員、成行委員、橋本委員、浜野委員、森本委員、山中委員
オブザーバー:
国土交通省 四国地方整備局 徳島河川国道事務所 兵頭副所長
徳島県 県土整備部 道路局 高規格道路課 新居課長(代理出席)
事業者(事務局): 西日本高速道路株式会社 四国支社

建設事業部 松室部長
建設課 大木課長
徳島工事事務所 大内所長
徳島工事事務所 徳島東工事区 登倉工事長

4.議題

1)開会
2)事業者挨拶
3)委員ならびにオブザーバーの紹介
4)議事ならびに説明事項
  1. 検討会の設立趣旨
    • 事務局から、 資料1(98KB) PDFファイルを開きます に基づき、「設立趣旨」について説明。
    • 設立趣旨を了承。
  2. 検討会の規約
    • 事務局から、 資料2(179KB) PDFファイルを開きます に基づき、「規約」の案について説明。
    • 規約を了承。
  3. 座長および部会長、副部会長の選任
    • 規約第5条第1項に基づき、山中委員を検討会の座長として選任。
    • 規約第6条第1項に基づき、環境部会と橋梁部会を設置。
    • 規約第6条第2項に基づき、環境部会と橋梁部会の委員を指名。
    • 規約第6条第4項に基づき、中野委員を環境部会の部会長、鎌田委員を副部会長として選任。
    • 規約第6条第4項に基づき、成行委員を橋梁部会の部会長、長尾委員を副部会長として選任。

    委員から以下の意見・質問をいただいた

    • 委員会の委員に、底生動物の生態を専門として、徳島県阿波しらさぎ大橋建設事業の環境アドバイザー会議にて副委員長をされている、奈良女子大学 和田先生を推薦された。

      ⇒事務局と座長で検討し、次回環境部会に提案することとなった。

    • 委員より、本検討会以降の検討会の開催にあたっては、座長、部会長、副部会長だけで構成する(規約第7条)のではなく、全委員の参加にすべきとの意見があった。

      ⇒規約第5条第3項に基づき、座長が必要と認めた場合、検討会の構成員以外の出席者を求めることができるので、部会として出席者の要望を出してもらうこととなった。

  4. 四国横断自動車道事業の概要
    • 事務局から、 資料3(165KB) PDFファイルを開きます に基づき、「四国横断自動車道事業の概要」について説明。
  5. 吉野川河口域の水辺環境と希少生物
    • 事務局から 資料4(425KB) PDFファイルを開きます に基づき、「吉野川河口域の水辺環境と稀少生物」について説明。
  6. 検討会の概要

    委員から以下の意見・質問をいただいた

    • 工事後のモニタリング期間について質疑が行われた。

      ⇒工事後2年の環境モニタリングを基本に、必要に応じ検討会で議論することとなった。

    • 一般意見の聴取と評価方法について説明を求められた。

      ⇒事務局において、橋梁形式の原案をNEXCO西日本(株)ウェブサイトに公開し、一般住民から聴取した意見を部会にて評価するとの説明が行われた。

    • 事業の評価に向けて、環境へのマイナスの影響だけに注目するのではなく、周辺の環境に対して良くなる点があれば検討した方が良いとの意見があった。
    • 将来的な河口の地形変化を捉える場合、長期的かつより広範囲の地形データを収集し、その動態を把握すべきとの意見があった。
    • 橋梁形式の決定にあたって鳥類の渡り時期に応じた種類や飛翔高度は重要な情報となることから、河口部の既往データに加え、国内外における先行事例のデータがあれば提示して欲しいとの意見があった。

      ⇒事務局において、鳥類については、1年を通した継続的な調査を行うことで補完するとの説明が行われた。

    • スケジュール的に、12月頃までに橋梁形式の原案を策定することが厳しいのではとの意見があった。

      ⇒事務局において、資料作成、提示等を迅速に行い、このスケジュールを目標に必要な議論を行うこととなった。

    • 第2回検討会までに開催される橋梁部会は、条件整理と橋梁形式の検討で2回開催する必要があるのではとの意見があった。

      ⇒事務局において、先行事例に基づいた条件整理、橋梁形式検討を行ったうえで、橋梁形式複数案を橋梁部会に提示するなど、効率化を図りたいとの説明が行われた。

    • 吉野川の河口は徳島県のかけがえのない財産であり、人と自然とのふれあい活動の場であることを念頭に、避難所兼展望台の設置などの構想に関する意見があった。
    • 景観は、橋梁形式決定時だけではなく詳細設計時も議論を実施すべきとの意見があった。
    • 良い橋梁を造る為には、時間をかけて検討するべきではとの意見があった。
    • スケジュールが短い中で、検討会・部会における議論内容を加速させるために、検討中のデータであったとしてもより多くの情報を早めに提示するべきとの意見があった。
5)閉会

配付資料

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