▲ 

お知らせ

RI計器線源棒の所在不明について

平成27年6月2日
西日本高速道路株式会社

NEXCO西日本関西支社(大阪府茨木市、支社長:村尾光弘)が発注する新名神高速道路の工事現場において、工事受注者である大成建設株式会社から盛土の締固め状態を測定する「表示付認証機器(RI計器)」の線源棒が所在不明となったとの報告がありました。線源棒は、放射性同位元素(Radio Isotope)を利用しており、微量ではありますが、放射線が放出されています。大成建設株式会社は放射線障害防止法に基づき、平成27年6月2日に大阪府警茨木警察署及び原子力規制委員会原子力規制庁に届け出ました。

工事現場周辺にお住いの方には、大変ご迷惑をおかけし申し訳ございません。工事受注者に対し適切に管理するよう指導するなど、今後このようなことがないよう努めてまいります。

1.経過及び原因

1)経過

平成27年5月26日に工事受注者の線源棒が所在不明となり、現地において捜索を行ってまいりましたが発見に至らず、平成27年6月2日に工事受注者が大阪府警茨木警察署及び原子力規制委員会原子力規制庁へ届け出を行いました。

2)発生場所

大阪府茨木市大字佐保

3)原因

  • 原因につきましては、現在調査中です。

2.捜索状況

  • 線量計及び金属探知機を使用し捜索を行っています。

3.放射線の影響

  • 線源棒から1メートル離れた場所での放射線量は、製造時2.44マイクロシーベルト毎時ですが、現在所在不明となった線源棒は製造から33ヶ月を経過し減衰していることから約1.5マイクロシーベルト毎時以下となり、1年間その場所にいても放射線障害のおそれはありません。
    なお、直接触れると皮膚が赤くなる場合があります。(RI計器製造会社見解)
  • 線源棒を発見された場合は、近寄らず連絡をお願いします。

4.線源棒を発見された場合の連絡先

  • 最寄りの警察署または、大成建設(株)関西支店 管理部総務室(Tel:06-6265-4504)または、西日本高速道路(株)関西支社新名神大阪西事務所(Tel:072-655-9900)までご連絡ください。
Get Adobe Reader

PDFファイルをご覧になるには、Adobe Readerが必要です。