平成27年10月27日(火曜)10時00分~12時00分
ふれあい健康館2階 第2会議室
※本項目について、環境部会で「工事中の環境モニタリング調査は事前調査と同様に継続実施する」と了承されたことに対して、以下の意見を踏まえて検討会でも了承された。
※以下に、委員からあった主な意見等をまとめる。
※浚渫の影響評価に関して、今後、以下の意見を踏まえて環境モニタリング調査データの蓄積に応じて適切にハビタット区分の検討を実施し、その影響を検討していくこととして了承された。
※以下に、委員からあった主な意見等をまとめる。
⇒他の委員より、ハビタット区分1は砂が卓越する部分であるため、標高だけで区分できるというのが事務局の考えとの説明があった。
⇒他の委員より、浚渫によって深さ方向にカットすると、その部分の底質が表に出てくる。吉野川河口の深いところは砂が卓越することから、より砂質化すると考えられるとの説明があった。
⇒事務局より、これまでの調査結果から区分2は安定的に泥が堆積しており、区分3は流路であることから底質の変化が大きい結果になっており、粒度の形成プロセスが異なると考えられることから、ハビタットを区分したとの説明があった。
⇒他の委員より、物理的な指標だけでなく、硫化物や有機物を見ると環境が異なる可能性があるとの意見があった。
⇒事務局より、橋脚はP1~P11まであり、その中で浚渫はP4~P11までを対象としている。平成27年度渇水期はP11の浚渫を対象としており、それ以外のP4~P10を同時に浚渫した場合を想定最大時としているとの説明があった。
⇒他の委員より、好適、不適、好適と飛び地のような評価をした場合、不適のところも好適と評価しても良いと考えられる。現在の結果は、より厳しい評価結果となっており、その結果でも影響が少ないという結果になっているとの説明があった。
⇒事務局より、現在までの全ての調査結果を使っても、選択した指標種の出現データが少ない状況である。本来、生息評価モデルを構築するとある範囲に出現データが固まり、飛び地にならないようなモデルがあるべき姿と考えるが、全てのデータを使い、公式的なやり方をやった場合、このような結果となった。今後、データの蓄積に応じて変わっていくと考えられる。また、飛び地になった間を好適にした場合、モデルの正解率が落ちるだけと考えられるとの説明があった。
本項目については、配布された資料に示した事務局の提案通りで了承された。
※本項目については、配布された資料に対する以下の意見を踏まえ、事務局の提案通りで了承された。
※以下に、委員からあった主な意見等をまとめる。
⇒これに対し事務局より、検討会の開催をもってその都度公開する。また、第6回環境部会で手元に配布した平成26年10月~平成27年6月までの調査結果のデータ集は、今後平成27年10月までの調査結果を追加して事前調査結果のデータ集として、第7回検討会で示していくことを考えており、前回と同様の形式になると考えられるとの説明があった。
※本項目については、配布された資料に対する以下の意見を踏まえ、事務局の提案通りで了承された。
※以下に、委員からあった主な意見等をまとめる。
⇒事務局より、浚渫した土砂は陸揚げを行い、北側の川内周辺に整備する本線盛土に転用することを考えているとの説明があった。
⇒事務局より、現在の道路は全て建築限界を侵さない計画としているため、通れなくなることはなく、現在のまま利用できるとの説明があった。