平成29年8月31日
西日本高速道路株式会社
NEXCO西日本関西支社(大阪府茨木市、支社長:村尾光弘)は、平成24年4月に事業許可を受けたE1A新名神高速道路の淀川を渡河する区間(八幡~高槻間)において、雅楽で使用される良質なヨシ生育環境の保全と新名神高速道路事業の両立を図るため、平成25年1月に「鵜殿ヨシ原の環境保全に関する検討会(以下、「検討会」という)」を発足させ、これまで実施されたことのない篳篥(ひちりき)用ヨシ(雅楽で使用される良質なヨシ)に関する総合的かつ体系的な調査を行ってまいりました。
今回、この5年間の現地調査及び9回にわたる検討会開催を踏まえた鵜殿ヨシ原の環境保全に配慮した施工計画及び篳篥用ヨシ採取エリアのモニタリングの進め方についてとりまとめましたのでお知らせいたします。
今後は、これらの環境保全に配慮した施工計画及び篳篥用ヨシ採取エリアのモニタリングの進め方に基づき、篳篥用ヨシの採取状況及び生育環境の適切な把握(モニタリング)を行いながら、工事を進めてまいります。
なお、モニタリング結果については、モニタリングワーキンググループを経て、弊社ウェブサイト等で適宜公表してまいります。