平成30年6月29日
西日本高速道路株式会社
NEXCO西日本関西支社(大阪府茨木市、支社長:前 邦彦)が建設を進めているE91南阪奈道路(太子インターチェンジ(IC)~葛城(かつらぎ)IC間)付加車線事業の竹内トンネル工事において、平成30年2月20日にお知らせしました受注者(清水建設株式会社)の測量ミスによる施工不具合について、学識経験者に意見を伺い、補修方法等を検討し決定しましたのでお知らせします。
(1)方法
補修計画は、当該工事の施工済の約700mの覆工コンクリートの厚さ、強度も含め詳細に確認し、約200mを補修することとしました。
具体な補修方法は、約200mのうち約110mは、中心線位置のずれ等を修正するため、既設覆工コンクリートを取り壊し、部分的に掘り直した上で、強度を高めたコンクリートで再度打設します。また残る約90mは、既設覆工コンクリートを取り壊し、強度を高めたコンクリートで再度打設することとしました。
(2)費用負担
補修に要する費用はすべて受注者の負担となります。
(3)完成時期への影響
決定された補修方法に基づき受注者において補修工程を含む施工計画を作成中です。これにより、完成時期への影響はある見込みですが、見通しが明らかになった段階で改めてお知らせいたします。