平成30年9月14日(金) 14時00分~16時00分
徳島市中央公民館 7階 大ホール
※以下に、委員からあった主な意見等をまとめる。
※以下に、委員からあった主な意見等をまとめる。
⇒事業者より、「上部工橋桁のプレキャストは現時点で1割未満の完成状況であるが、少しでも製作ペースを向上させられるように調整中であり、工事の進行に問題がなく進んでいるところである。」との説明があった。
※本項目について、以下の意見を踏まえて、今後も環境モニタリング調査を進めていくことで了承された。
※以下に、委員からあった主な意見等をまとめる。
⇒事業者より、「ハビタット区分の検討は、工事のタイミングと最新の地形・底質データを反映して、その都度変更している。」との説明があった。
⇒これに対し委員から、「ハビタット区分を変化させているのならば、区分けした範囲に対応する生物が生息しているのかを確認する方が良い。」との意見があった。
⇒事業者より、「ご意見に関しては、課題2への対応とともに、引き続き検討を行う。」との説明があった。
⇒委員より、「飛翔状況調査は、スナップショット的なものなので個体数がばらつきやすい。飛翔個体数よりは、シギ・チドリ類の採餌や休息の数字が重要あると考えられるため、その点はあまり心配していない。」との説明があった。
⇒事業者より、「植生の変化についてはこれまで調査を行ってはいないが、干潟を空中写真で撮影しているデータがあるので、それをもとにできる範囲で検討を行い、今後の検討会で報告をさせていただく。」との説明があった。
⇒事業者より、「阿波しらさぎ大橋事業でのデータを見ると干潟が右岸と繋がっていることの方が多く、大規模な出水で途切れ、数年かけて復元し、大規模な出水で再び途切れるといったサイクルを繰り返していることを確認していることから、聖域性の低下は事業が始まる前よりも当たり前のように生じている減少である。また、付近で工事は行っているが干潟の管理をしているわけではなく、立ち入り禁止を調整するのは難しい。」との説明があった。
⇒事業者より、「採餌している個体、休息している個体、それ以外の個体、飛翔している個体を観察して判断している。動いている場合でも獲物を探して動いている場合は、採餌個体に含めている。」との説明があった。
⇒事業者より、「出現数は1であるが、採餌と休息両方行った個体に関しては両行動ともカウントしているため、合計の出現数にずれが生じる。」との説明があった。
⇒事業者より、「鳥類調査に関しては、5時間程度の調査で各1時間程度のライン調査を行っている。例えば、1時間という調査時間の中でエリア2からエリア4へ移動した個体がいた場合には、同じ鳥類の採餌と休息の両方の行動をカウントする可能性がある。調査範囲が広いため、調査の性質上、起こりえることである。」との説明があった。
⇒【補足】検討会で提示した鳥類の生息状況調査の出現個体数及びそのグラフに関しては、鳥類が休息を行う満潮頃に2回と採餌を行う干潮頃に3回行った調査の内、最大出現数を用いているため、出現個体数に対して採餌と休息の合計値が一致しない。
⇒事業者より、「いただいた提案を基に内部で議論し、次回の検討会で報告させていただく。」との説明があった。
⇒事業者より、「鳥類の行動分類に関しては実行可能かを検討させていただく。」との説明があった。
⇒事業者より、「この写真は生息状況調査の中で撮影した写真である。」との説明があった。
⇒委員より、「浚渫によって地形も変化するので、底質も当然変化する。」との説明があった。
※以下に、委員からあった主な意見等をまとめる。
⇒事業者より、「現在、附属物は工事の工程に合わせて計画中であり、計画がまとまり次第、説明・相談をさせていただく。」との説明があった。
⇒委員より、「構造物の本体については作る前から決まっているが、設計とはあまり関係がない照明や投棄防止柵といった後から取り付ける物がこれから決まっていく段階である。細かい部分ではあるが、そういった物についても検討を行わなければ、そもそもの設計が台無しになってしまうため、仕上げの附属物の景観についても検討を行った方が良いということである。」との質問があった。
⇒事業者より、「浚渫は今後も測量結果をもとに行う。今期は台風の接近もあったので浚渫が発生すると考えられる。来年度以降は必要に応じて浚渫を行う予定である。」との説明があった。
⇒事業者より、「地形測量の結果と照らし合わせながら、必要に応じて浚渫をすることになる。測量の成果を重視しながらになる。」との説明があった。
⇒事業者より、「現在、専門誌等へ投稿の予定はない。しかし、会社でも注目度の高い工事であるため、そこは積極的にアピールに取り組んでいきたいと考えている。また、取り組んでいることとして、施工主とともにPRルームを作っており、ご希望があれば見学を積極的に受け入れ、事業をアピールしている状況にある。」との説明があった。