令和3年3月26日
西日本高速道路株式会社
西日本高速道路サービス・ホールディングス株式会社
NEXCO西日本(大阪市北区、代表取締役社長:前川 秀和)と西日本高速道路サービス・ホールディングス株式会社(大阪市北区、代表取締役社長:中根 正治)は、令和元年12月11日より、E2山陽自動車道 瀬戸パーキングエリア(PA)上り線の女性用シャワーステーションにおいて、スマートキー(電子鍵)による解錠・施錠システムの試行運用をしていましたが、試行運用期間中のシステム改善が図られたことから、令和3年4月1日より本格運用に移行することとしましたのでお知らせします。
令和元年12月11日より株式会社KDDI総合研究所(埼玉県ふじみ野市、代表取締役所長 中村 元)との共同研究により瀬戸PA(上り線)の女性用シャワーステーションで、スマートフォンを活用したスマートキー(電子鍵)※を活用したシャワーステーションの無人化運用の試行を行ってきました。
これまでの試行運用にて、スマートキーでの運用がお客さまの手を煩わせることなく容易にご利用いただけることだけでなく、お客さまのソーシャルディスタンスの確保にも有効であることが確認できたことから、本格運用に移行することとしました。
今後は今回の試行結果をもとに、男性用や他のシャワーステーションへのスマートキー運用の拡大に向け検討を続けていく予定です。NEXCO西日本では今後もお客さまサービス向上に取り組んでまいります。
※スマートキー(電子鍵)とは:スマートフォンなどの電子機器を通じて、解錠や施錠を行う鍵のことです。
【スマートキーご利用方法】
サービスエリア・パーキングエリアの女性用シャワーステーションでは、従来、係員がお客さまの鍵の受け渡しを行うことによりご利用いただいておりましたが、鍵の受け渡しに代えて、お客さまのスマートフォンから専用webサイトへアクセスすることにより、スマートキー(電子鍵)を解錠・施錠するものです。
導入当初は、スマートキーのご利用に戸惑われた方も多くいらっしゃいましたが、お客さまのご意見等を踏まえてシステム改善を進めた結果、現在では、大半の方に問題なくご利用いただける状況となりました。今後も、適宜ユーザーインターフェースの改善等を進めてまいります。
【試行運用中の課題と改善内容】
課題 | 改善内容 | |
---|---|---|
(1) | スマートフォンをお持ちでない場合がある | 操作端末を店舗に常設 |
(2) | メールフィルタ設定によりメール通知が受け取れない場合がある | メールフィルタ設定解除について案内掲示 |
(3) | 一時退出されたのか、ご利用を終了されたのか、システム側での判別ができない | 一時退出判定機能を追加 |
(4) | 順番待ちの方への連絡ができない | 予約機能を追加し、システムからメール通知 |
(5) | メールでのURL鍵の受け取り操作が面倒 | シャワー室が空室の場合、メール送受信を不要とした |
令和3年4月1日 より本格運用に移行
E2 山陽自動車道 瀬戸PA(上り線) 女性用シャワーステーション