令和7年3月12日
西日本高速道路株式会社
令和7年2月27日に開催した関門トンネルにおける今後の維持管理・修繕に関する検討委員会の開催結果をお知らせします。
令和7年2月27日(木曜) 12時30分から17時30分
関門トンネル(現地)
北九州市内会議室
議事1.について
・ 関門トンネル(門司立坑、下関立坑、パイロット坑等)の現地視察を行い、これまでの会社における管理の状況や現在の構造物や施設設備の状況を確認した。委員からは、会社による不断の取り組みにより、関門トンネルは適切に管理されているとの意見があった。
議事2.について
・会社より、現在の関門トンネルの構造物・施設設備の状況や、将来も健全なトンネル機能を確保するために必要な事業の内容を報告した。委員からは、持続的な管理を行うためには、これまで部分補修で健全性を確保している構造物や施設設備も、事後保全と予防保全の対象を整理した上で、予防保全や更新が必須であるとの意見があった。
・会社より、渋滞や事故の発生等、現在の関門トンネルで生じている交通課題に対する機能向上の事例を報告した。委員からは交通管理や道路管理の観点に留意しつつ、効果的な機能向上を実施する必要があるとの意見があった。
・会社より、関門トンネルを取り巻く環境の変化について報告した。委員からは、将来の労務費・材料費等の変動の予測は難しいものの、持続的な管理を行うためには、適宜計画を見直すことも必要であるとの意見があった。
・会社より、関門トンネルを活かした地域との連携について報告した。委員からは、地域活性化や老朽化するインフラ管理への理解促進の観点からも、引き続き積極的に実施することが望ましいとの意見があった。また、関門トンネルと関門橋は相互補完関係にあることや、それぞれが持つ機能を活かすような役割分担も整理すべきではないかとの意見があった。
・会社より、関門トンネルの持続的な管理に向けた論点を整理し、(1)予防保全や更新の実施 (2)機能向上の実施 (3)取り巻く環境の変化への対応 (4)インフラ管理への理解促進の取り組み を持続的な管理に必要な事項としてとりまとめに盛り込むことを委員に確認した。
以下URLよりご覧いただけます。
https://corp.w-nexco.co.jp/activity/branch/kyushu/kammon/
2025年3月5日