TOP MESSAGE 代表取締役社長 酒井 和広

「現場力」と「自律力」を磨き、日本や地域社会の発展に貢献する、次なる時代の高速道路づくりを 「現場力」と「自律力」を磨き、日本や地域社会の発展に貢献する、次なる時代の高速道路づくりを

「お客さまの安全・安心」を最優先に社会インフラとしての使命を果たす

高速道路は、日々の生活や経済活動に欠かせない重要な社会インフラの1つです。地域と地域を24時間365日つなぐことにより、物流の円滑化や産業振興、救命・災害支援など命の道としての役割を果たし、社会全体に貢献しています。この大切な社会インフラの安全・安心を確保し、高速道路サービスを間断なく提供することが私たちNEXCO西日本の使命です。

これに応えるために、2016年に「安全・安心」「信頼」「成長」の3つをキーワードとした5カ年計画「中期経営計画2020」を策定しました。新名神高速道路の整備や老朽化が進む高速道路のリニューアルプロジェクトを進めるなど、高速道路ネットワークの充実を図っています。さらに、国において策定された国土強靱化計画に基づき高速道路の耐震補強や暫定二車線区間の四車線化など、防災、減災の観点から高速道路の機能強化を確実に実施していく必要があります。

2018年7月には西日本広域に観測史上最大規模の集中豪雨災害が発生し、9月には台風21号が近畿地方に大きな被害をもたらしました。NEXCO西日本が管理する高速道路も大きな被害を受けましたが、物資の緊急輸送、救命・災害支援の道としての役割を果たせるようネクスコ西日本グループの総力を挙げて早期に復旧することができました。

平常時も、非常時も社会インフラとしての使命を果たすこと――
NEXCO西日本の役割は、ますます大きくなっているのです。

これに応えるためには、2つの力が欠かせないと考えています。「現場力」と「自律力」です。新たな高速道路を作って守り、お客さまにサービスを提供していくのは現場です。そして、そこで課題を発見して、自らを律し、知恵と技術で解決していくのも現場の社員一人ひとりです。こうした2つの力を磨き活躍する社員たちを、私たちは全力で応援しています。

これまでの概念を越える発想と挑戦が未来の高速道路をつくる

みなさんは今ある高速道路が完成形だと思っているかもしれませんが、まだまだ発展途上にあると私は考えています。時代は変化していますし、社会が高速道路に求めるものも多様化しています。これからの時代の要望に応えるためには、技術革新や新たな価値創造が欠かせません。ICTを活用した業務効率化や大学との連携によるオープンイノベーションに取り組むなど、NEXCO西日本の新しい挑戦はもう、始まっています。

過去を振り返ってみれば、NEXCO西日本は、約55年前、日本で最初に高速道路をつくってきたという歴史があります。それは、フロンティアに挑み続けてきた伝統でもあります。失敗を恐れず、新しい技術の導入やお客さまニーズを満たす新たなサービスを議論する。ときに厳しく、ときに和気藹々と。これは、我々が受け継ぎ、次代に渡していかなければならない大切な精神です。高速道路を「守る」という使命を果たしながら、フロンティアに挑み、新しい風を吹き込む――それが、NEXCO西日本のDNAなのです。

高速道路の概念を超える発想があってもいい、その分、乗り越えなければならない壁はたくさんあると思いますが、その困難に立ち向かい、日本や地域の発展に寄与するような、次なる時代の高速道路づくりを目指してほしいと思います。そういう夢をもったみなさんと一緒に、チャレンジを続けていきたいと考えています。