PROJECT & TOPICS

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京都高速道路事務所

「高速道路の安全・安心を守る最前線での取組み」

お客さまの一番近くで高速道路の安全・安心を守る仕事

NEXCO西日本の4つの支社、そしてその管轄下にある33カ所の高速道路事務所・道路事務所は、担当エリアの高速道路の安全・安心を守る最前線だ。それぞれの支社、事務所では、日々の交通管理や維持管理、緊急時の対応を担っている。その一つ、京都府久御山町にある京都高速道路事務所は、名神高速道路(京都東IC~茨木IC)と京滋バイパス、京都縦貫自動車道、第二京阪道路、京奈和自動車道を管理する、関西支社管内で管理延長が最も長い事務所だ。事務所には、交通管理や料金サービスを担う部署、道路・施設設備の維持管理を担う部署、そして事務所全体が機能するよう支える部署などがあり、それぞれの部署が連携して業務が進められている。「保全」の要として動く事務所の様子を、事務系若手社員、総務課・友田の姿を通して追った。

SCENE 01

「出張学習会」を通し、地域の方々とふれあう

2017年1月、京都市山科区の小学校に、京都高速道路事務所の社員たちの姿があった。ここは、日本で最初の高速道路「名神高速道路」が起工された地のすぐ側にある小学校で、2008年に名神高速道路起工50周年イベントを開始して以来、毎年「出張学習会」を行っている。友田たち事務所のメンバーは、子供たちが理解しやすい、また興味を持ちやすいような高速道路に関係する体験学習の企画を準備し、運営を通して子供たちとふれあう。“地域の発展に寄与することにより、社会から信頼され成長する企業グループをめざす”というグループ理念を実現するためにも、地域の方々との交流を通し、高速道路事業に興味と理解をいただくことも大切な業務だ。
友田たちは高速道路に関するクイズを出題したり、事故による油流出防止処理の体験学習を行ったりした。子供たちは興味津々。「こうした取り組みを通じ、好奇心旺盛な子供さんたちに高速道路の不思議なところを発見してもらい、少しでも身近に感じてもえるといいですね」と友田は語る。
また、毎年、地元ボランティアの方の協力を得て、高速道路のトンネルが通っている山に自生した竹を間伐し、七夕に地元の駅にて1200本の笹を配る取り組みも行っている。「恒例になっていることから、地元の方がたくさん集まる人気イベントです。喜んでもらえることは、励みになります」

SCENE 02

使命を果たすために事務所業務を進化

こうした“地域の顔”としての役割を担うと共に、高速道路事務所には果たすべき大きな役割がある。それは、24時間365日道路を管理し、お客さまの一番近くで、安全・安心で快適、そして便利な道路サービスを提供することだ。常に安全・安心なサービスを提供することは、簡単なことではない。日々の交通パトロールや点検、維持修繕など、きめ細かな管理ノウハウがあってのことだ。
より良いサービスを行うため、京都高速道路事務所では、現在、部門化と呼ばれる業務リノベーションを試験的に実施している。これは、事務所組織の相互連携・協働機能を強化し、業務改善を行うことで組織の最適化を図るというもの。料金収受やETC利用に関する業務を担う部署をサービス部門、事業計画や各種調整、予算管理を行う部署をコーポレート部門、高速道路や付帯する施設の保全や改良工事などを担当する部署を保全事業部門と位置づけ、相互連携・協働機能を強化。組織と個人のやりがいを共有し、最終的には高速道路サービスを進化させる取り組みが進行中だ。

SCENE 03

事務所を円滑に回す 総務課 友田の仕事

その旗振り役ともなるコーポレート部門の総務課に所属する友田は、課のムードメーカー的存在。日々、出納業務や契約業務をはじめ、OA機器の管理、備品の調達など、事務所内の業務が円滑に進むよう、社員が働きやすい職場環境をつくり、事務所で行う事業全体を縁の下から支えている。社員の要望を調整して実現し、「助かったよ」と言われることがなによりうれしいと友田は言う。
加えて会社の顔として、お客さまや地域住民の方からの問い合わせなどがあった時の電話対応も行う。道路工事に対して厳しいご意見をいただくこともあるが、お客さまの立場に立ち一人ひとりに丁寧な対応を心掛けている。高校で生徒会長を務めたコミュニケーション力と小・中・高と野球で培ったタフさが仕事に活かされているようだ。「うれしいのは、『ありがとう』と言ってもらえるときです。お客さまや社員に喜んでもらえるよう要望や声に応えていきたいと思います。」
こうした日常の業務とは別に、年に数回実施する夜間集中工事の際などは、当番制で監督業務も行う。その日の夜、夜間集中工事の監督・連絡業務の担当を務めた友田は言う。 「事務所は保全サービスの要となる実施部隊。部署を超えて、高速道路の安全・安心を守ります。」

SCENE 04

実践で学び成長できる環境がある事

コーポレート部門には、総務課のほか、関西支社と連携して事務所をまとめる統括課と管理第一課がある。管理第一課は、高速道路の安全が保たれるよう道路法などに基づき、道路管理や敷地管理、沿線対策を担う部署だ。たとえば、外部(他企業)から、NEXCO西日本が管理する道路区域の側での工事計画や区域内への構造物設置についての問い合わせがあった際、事務所内の関係各課と連携して高速道路への影響や工事内容について検討し、その工事によって、高速道路を利用するお客さまに危険が及ぶことがないよう施工者と協議する。業務には、道路構造物や敷地内に張り巡らされている通信ケーブル、道路舗装に関する技術の知識も必要となるため、土木職や施設職の担当との連携は欠かせない。分からないことは、職種を問わず協力し合う雰囲気の中、教えてもらいながら解決策を見つけていく――。業務の最前線で知識と経験を積み重ねながら、若手社員が成長できる環境がここにある。

SCENE 05

“使命感”を持って業務を遂行

異常降雨や厳冬期の降雪、交通事故など、緊急時の対応を担うのも事務所の大切な仕事の一つだ。速やかに道路交通情報を発信し、関係機関に出動要請を行うなどして、常に円滑な交通の確保に努めていく。安全・安心で快適な高速道路は、こうして守られているのだ。
「事務系職種は総務や管理、料金サービスなど業務内容も多岐にわたり、時には技術系職種の専門知識も必要となります。事務所内の連携をよりスムーズにし、さらに様々な分野を学んで知識・経験を積み、高速道路をより高度な存在へと進化させていきたいです。」
そう語る友田の目には、仕事に対する熱意が感じられた。
「高速道路の保全は100%の安全・安心を守る仕事。それはとても難しいことですが、それを“あたりまえ”にやってみせるという強い“使命感”を持って業務を遂行していこうと思います。」

関西支社 京都高速道路事務所 総務課
2015年入社 普通学科

Tomoda Genta 友田 元太

職種区分:事務