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ニュースリリース

中国地方の全料金所でETCレーン通過速度抑制対策を全面展開します
― ETC開閉バーの開くタイミングが遅くなります ―

平成21年4月27日
西日本高速道路株式会社
中国支社
NEXCO西日本中国支社(広島市安佐南区、支社長:早川和利)では、中国地方の全料金所において、ETCレーンの通過速度抑制対策を全面展開しますのでお知らせします。

1.経緯

これまで、ETCレーン内での事故防止のため『ETCレーンには、時速20kmに減速して進入し、徐行していただくよう』お客さまに各種媒体等を通じてお願いしているところですが、現状はこれを大きく超過する速度で走行しているお客さまが多く見受けられ、このままでは重大事故に発展する恐れがある状況となっています。
そこで、お客さまの安全確保のための対策として、まずは平成21年3月24日から浜田自動車道及び江津道路において、ETC開閉バーの開くタイミングを遅らせることによる速度抑制対策を実施したところ、有効であったため当支社管内の全ての料金所に全面展開します。

2.内容

開始日時
平成21年5月29日(金曜)午前10時から
実施箇所
中国地方の全料金所76箇所
中国地方の全料金所76箇所
路線別開始箇所数
路線名 設置箇所 箇所数
山陽自動車道 備前~山口南 29箇所
中国自動車道 作東~美祢西 21箇所
米子自動車道 久世~米子 6箇所
山陰自動車道 松江玉造、宍道、斐川 3箇所
松江自動車道 三刀屋木次 1箇所
岡山自動車道 岡山総社、賀陽、有漢 3箇所
広島自動車道 広島北、広島西風新都 2箇所
山陽道(宇部下関線) 宇部、小野田、埴生 3箇所
広島岩国道路 廿日市、大野、大竹 3箇所
安来道路 安来、安来本線 2箇所
広島呉道路 坂、天応、天応西 3箇所
76箇所
※中国自動車道の小月及び下関料金所は後日開始
※浜田自動車道及び江津道路の全料金所は実施中
※山陽自動車道には、都市高速広島東料金所を含む
※大佐SA・吉備SA・金城PA・加計BSの各スマートインターは、一旦停止型のため対象外
対象レーン
入口側及び出口側それぞれのETCレーン
方法
ETC開閉バーの開くタイミングの遅延

3.システム概要

ETC開閉バーの開信号を送信する車両検知器の反応時間を遅らせレーン内最大通過可能速度を低減させます。
車両検知器を通過し開閉バーが作動するまでの時間は標準で0.5秒以下となっていますが、今回の対策では、この時間を約1.0秒程度と設定することから、約0.5秒程度開閉バーが遅れて開くこととなります。
車両検知器 開閉バー

4.ご注意いただく事項

本対策により、ETCレーンの走行速度が時速20kmを超えた場合、ETC開閉バーに衝突する恐れがあります。ETCレーンをご利用の際は、先行車両と必要な車間距離を保持し、時速20km以下に減速し、開閉バーが開くのを確認しながら徐行し、安全に通行していただきますようお願いいたします。

5.その他

浜田自動車道及び江津道路の速度抑制対策の結果は別紙 (26KB)PDFファイルを開きます をご覧ください。
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