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ニュースリリース

高速道路ガスステーションにおける石油製品販売価格の上限価格設定の休止について

平成20年5月30日
西日本高速道路株式会社

NEXCO西日本(大阪市北区、代表取締役会長CEO:石田孝)は、高速道路のガスステーションでのガソリン等の上限価格の設定を、平成20年6月1日(日)午前0時から当面の間、休止します。

石油元売り各社の発表や新聞報道によると、石油製品卸価格が6月1日出荷分より10円/L程度値上げされる見込みであり、これに伴い市中のガスステーションの店頭価格も大幅な値上げが考えられます。また、昨今の原油価格高騰の情勢を踏まえると、6月以降の価格動向も不透明であり、このような状況下で、従来どおり高速道路ガスステーションに対して、市中の平均価格を基にした上限価格を設定した場合、ガスステーション営業者の適正な価格設定を阻害する可能性や営業者の経営への影響が考えられることから、このたび、上限価格設定を当面の間休止することとしました。

【参考】上限価格制度

  1. 高速道路はインターチェンジ以外からの出入りが禁じられた閉鎖空間であり、また、ガスステーション間は距離があるため、お客さまが給油する場合にガスステーションの選択余地が限られています。そのため、ガスステーション営業者が不適当な価格でガソリン等を販売し、その結果お客さまが不利益を被ることのないよう、あらかじめ販売価格の上限を定めているものです。
  2. (財)日本エネルギー経済研究所石油情報センターが公表する「給油所石油製品市況週動向調査」による全国平均価格を上限価格としており、毎週改定しています(毎週月曜日調査の価格を当該週の土曜日から翌週の金曜日まで採用)。
  3. 「給油所石油製品市況週動向調査」の調査結果は、(財)日本エネルギー経済研究所石油情報センター新規ウィンドウを開きますのホームページで閲覧できます。