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ニュースリリース

山陰自動車道(斐川(ひかわ)インターチェンジ~出雲(いずも)インターチェンジ)の開通について
― 早期開通割引を期間限定で実施 ―

平成21年10月26日
西日本高速道路株式会社
西日本高速道路サービス・ホールディングス株式会社

 既にお知らせしておりますとおり、NEXCO西日本(大阪市北区、代表取締役会長CEO:石田孝)が建設を進めてまいりました、山陰自動車道 斐川インターチェンジ(IC)から出雲ICまでの間(延長13.6km)が、平成21年11月28日15時に開通いたします。

この開通にあたり、当該開通区間が地域の皆さまのご協力のもと、当初計画(協定上の完成予定年月日:平成22年3月31日)より早期に開通が可能となったことから、沿線の皆さまへの感謝と、より一層高速道路をご利用していただくために、約4ヵ月の間、斐川IC~出雲ICの通常料金の最大半額を割り引く『早期開通割引』を行います。また、島根県関連商品のプレゼントや、中国地方のサービスエリア・パーキングエリア(SA・PA)のテナントによる特別割引などの、開通を記念した企画を実施します。
なお、今回の早期開通割引は、阪和自動車道(みなべIC~南紀田辺IC)(平成19年11月11日開通)、新名神高速道路(亀山ジャンクション~草津田上IC)(平成20年2月23日開通)、東九州自動車道(津久見IC~佐伯IC)(平成20年6月28日開通)に続いて4区間目の実施となります。

1.開通日時

平成21年11月28日(土曜) 15時

2.開通区間

山陰自動車道(斐川IC~出雲IC)
斐川IC[簸川郡(ひかわぐん)斐川町(ひかわちょう)大字(おおあざ)三絡(みつがね)]から
出雲IC[出雲市(いずもし)知井宮町(ちいみやちょう)]までの区間 (距離 13.6km)

参考:路線の概要

山陰自動車道は、鳥取市を基点として、米子市・松江市・浜田市・長門市を経て美祢市にて中国自動車道と接続する延長約380kmの高速道路で、中国横断自動車道の4路線と接続し、日本海沿線の主要都市を相互に連絡して山陰地方の発展に資する道路です。
山陰自動車道の斐川IC~出雲ICは、並行する一般国道9号などと一体的に機能することにより、地域間交通の円滑化に寄与し、効率的で信頼性の高いネットワークの充実を図る区間です。

3.開通の効果

1)時間短縮効果 
今回の開通により、松江市内から出雲大社間で、走行時間を比較すると、 約10分短縮を図る事が出来ます。また、災害時等において、国道9号の代替路として期待されます。
2)救急医療体制の強化 
山陰自動車道沿線に第三次救急医療機関があり、救急搬送の時間短縮が図られるとともに搬送ルートの選択が可能となり、医療環境が向上します。また、血液の緊急輸送において、松江市にある島根センターと浜田・益田間の緊急輸送では、山陰自動車道を利用しており、時間短縮が図られます。
3)交通混雑の緩和 
並行する国道9号の交通量が分散し、交通混雑の緩和、交通事故の減少が期待できます。
4)周辺地域の活性化 
観光施設へのアクセスが向上し、更なる観光客の増加が期待されます。また、IC周辺に工業団地が造成されている事より、企業立地の促進が期待され、その他、農林水産物の鮮度保持・販路拡大、生活圏の広域化などに貢献することが期待されます。

4.開通区間の概要

山陰自動車道(斐川IC~出雲IC)
 山陰自動車道
施行命令
平成9年12月25日
延長 土工延長
4.0km (約30%)
橋梁延長
1.8km (約13%)
トンネル延長
7.8km (約57%)
車線数
暫定2車線(上下線 各1車線)
インターチェンジ
斐川IC【開通区間の起点】 : 島根県簸川郡斐川町大字三絡
出雲IC【開通区間の終点】 : 島根県出雲市知井宮町
事業費
428億円

5.通行料金

通行料金は、下表のとおりです。
なお、今回の開通にあたり、『早期開通割引』を期間限定で実施します。
区 間 軽自動車等 普通車 中型車 大型車 特大車
出雲IC~斐川IC 450円 500円 600円 750円 1,100円
出雲IC~宍道IC 550円 650円 750円 1,000円 1,550円
出雲IC~松江玉造IC 850円 1,050円 1,200円 1,600円 2,550円
出雲IC~三刀屋木次IC 750円 900円 1,050円 1,400円 2,200円
※出雲ICに料金徴収施設はありません。
※松江玉造・三刀屋木次方面から出雲ICをご利用のお客さまは、斐川本線料金所(出雲ICから約13km斐川IC寄り)にて出雲ICまでのご利用に対する通行料金を含めて精算します。
※出雲ICから松江玉造・三刀屋木次方面をご利用のお客さまは、斐川本線料金所で出雲ICからのご利用に対する通行券を発券(ETCご利用の場合は、入口情報の書込み)します。
※出雲ICにおけるETC時間帯割引については、斐川本線料金所の通過時刻で入口料金所(もしくは出口料金所)の通過時刻として取扱います。

6.『早期開通割引』の内容

1)割引対象区間  山陰自動車道 斐川IC~出雲IC
2)実施期間
平成21年11月28日(土曜)15時から平成22年3月31日(水曜)24時まで※
※3月31日24時までに出口料金所を通過した車両に限ります。
3)対象時間  終日(24時間)
4)対象車両
出雲ICを発着とする全ての車両
5)割引適用後の料金及び割引額
割引対象区間(斐川IC~出雲IC)の通常料金の最大半額を割り引きます。
区間ごとの割引適用後の料金及び割引額は下表のとおりです。
区間 料金等 軽自動車等 普通車 中型車 大型車 特大車
出雲IC

斐川IC
通常料金 450円 500円 600円 750円 1,100円
早期開通割引料金
割引額 ▲200円 ▲250円 ▲300円 ▲350円 ▲550円
出雲IC

宍道IC
通常料金 550円 650円 750円 1,000円 1,550円
早期開通割引料金
割引額 ▲200円 ▲250円 ▲300円 ▲350円 ▲550円
出雲IC

松江玉造IC
通常料金 850円 1,050円 1,200円 1,600円 2,550円
早期開通割引料金
割引額 ▲200円 ▲250円 ▲300円 ▲350円 ▲550円
出雲IC

三刀屋木次IC
通常料金 750円 900円 1,050円 1,400円 2,200円
早期開通割引料金
割引額 ▲200円 ▲250円 ▲300円 ▲350円 ▲550円
6)その他の割引との併用
ETC時間帯割引など、その他の割引についてはすべて重複適用するものとし、本割引を適用した後の料金に対して他の割引を適用します。

7.開通記念企画

中国地方のSA・PAで、2,000円以上のお食事またはお買い物をされたお客さまの中から抽選で、島根県内宿泊施設のペア宿泊券や、島根県の地元産品(出雲そば、島根米など)のほか、中国地方のSA・PAで利用できる1,000円券が当たるプレゼント企画を実施します。
また、開通に合わせ、28日(土曜)、29日(日曜)に、中国地方のSA・PAのテナントによる特別割引を実施します。なお、詳細につきましては、あらためてお知らせします。
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