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ニュースリリース

NEXCO西日本が企業との共同研究による技術開発について公募

平成21年11月30日
西日本高速道路株式会社

 NEXCO西日本(大阪市北区、代表取締役会長CEO:石田 孝)では、将来を見据えた技術開発ならびにグローバルな視点を持つ高度技術者の育成を図り、高速道路事業の更なる効率化、新たな事業への展開、社会に貢献する企業を目指しています。

これまでNEXCO西日本では、高速道路の建設、維持管理、環境などに関わる技術開発のさらなる推進、展開を図るべく、大学、パートナー会社、NEXCO総合研究所との相互の連携をさらに強化し、より密な協働体制の確立を図りつつ、技術開発を推進してまいりました。
このたびNEXCO西日本では、民間企業との連携を図り、相互の強みを活かした新たな協働体制を構築し、共同研究による技術開発について公募いたします。
公募項目につきましては、以下の内容です。
  • 斜面災害を監視するための地盤定数(C、Φ)および土壌水分を一体的に計測する技術の研究
    公募期間・・・・
    平成21年12月1日(火曜)から平成21年12月21日(月曜)
  • 新素材を採用した非鉄製橋梁構造物(上部工)に関する研究
    公募期間・・・・
    平成21年12月1日(火曜)から平成21年12月21日(月曜)
  • 道路照明設備におけるLED光源の適用実験
    公募期間・・・・
    平成21年12月1日(火曜)から平成21年12月21日(月曜)
なお、共同研究の公募内容の詳細につきましては、「調達・お取引 > 発注見通しの公表 > その他情報」に掲載いたします。
研究・開発の概要
研究・開発の名称 概要
斜面災害を監視するための地盤定数(C、Φ)
および土壌水分を一体的に計測する技術の研究
本研究・開発は、豪雨に伴う斜面災害の発生予知技術として、地盤定数(粘着力:C、内部摩擦角:φ)および土壌水分量を一体的かつ簡易に計測する機器を研究・開発し、別途、西日本高速道路(株)において研究・開発中のネットワーク通信技術と結合させて、斜面災害の事前予知を行う技術の研究・開発を行うものです。
新素材を採用した非鉄製橋梁構造物(上部工)に関する研究 本研究・開発は、橋梁構造物(上部工)に鋼材を使用せず、錆びない新素材を採用し、耐久性の高い非鉄製橋梁構造物(上部工)を研究・開発し、維持管理費用を低減させるものです。なお、非鉄製橋梁構造物(上部工)とは、防せい防食の施工を必要としない新素材を適用した橋梁をいいます。
道路照明設備におけるLED光源の適用実験 本実験は、高速道路に対するLED道路照明の適用性を検討すべく、提案者の製品について品質、性能、メンテナンスの面から適用実験を行うものです。