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ニュースリリース

平成25年度「不正通行対策強化月間」について

平成25年8月28日
西日本高速道路株式会社

NEXCO西日本は、9月を「不正通行対策強化月間」としています。

ETCの普及に伴い不正通行件数も年々増加し、ピーク時の平成19年度には12万件となったことから、不正通行を撮像するカメラでの監視、有人レーンへの開閉バーの設置、カード未挿入を防止するためのお知らせアンテナの設置などの対策を実施してきました。その結果、不正通行件数は平成24年度にはピーク時の約50%にまで減少しています。

不正通行は、取扱台数の多い料金所などで多く発生していますが、その大半がETCカードの挿入忘れなどにより正常に課金されないままうっかり通過してしまった車両であることから、強化月間の期間中には、ETCレーンの正しい走行方法や、万一開閉バーが開かない状態でうっかり通過してしまった場合には道路会社へ申し出てもらうことについての啓発活動や監視活動を実施いたします。

また、不正通行を繰り返す者については、データ分析や実態調査を行い、警察の捜査に積極的に協力していきます。

不正対策カメラによる撮像

不正対策カメラによる撮像

一般レーンの開閉バー

一般レーンの開閉バー

 

不正通行件数(NEXCO西日本全体)

年度別不正通行件数の推移

※「不正通行件数」の中には、ETCカードの挿入忘れ等により正常に課金されないまま通過してしまった車両(うっかり通過)も含まれます。

NEXCO西日本事業エリアにおける不正通行の事例等

平成24年度 不正通行による逮捕事例
日付 事例 内容 当社の対応等
平成25年2月 ETCを悪用した不正通行者の逮捕 大阪府警察は2月5日、ETCシステムを悪用し、料金所係員を欺き本来支払うべき通行料金の支払いを免れていた不正通行者1名を詐欺容疑で逮捕しました。 不法に免れた料金の3倍に相当する額を請求
平成24年11月 ETCレーン強行突破者の逮捕 兵庫県警は平成24年11月8日、二輪車にETC車載器を備え付けずに開閉バーの脇をすり抜けるなどして、計481回、ETCレーンを強行突破した運転者を道路整備特別措置法違反の容疑で逮捕しました。 阪神高速にて対応
平成24年10月 ETCレーン強行突破者の逮捕 大阪府警は平成24年10月10日、近畿自動車道の八尾本線料金所他において通行料金を支払うことなくETCレーンを強行突破した普通乗用車の運転者を道路整備特別措置法違反等の容疑で逮捕しました。 不法に免れた料金の3倍に相当する額を請求
年度別逮捕件数の推移

※他会社(阪神高速等)での逮捕も含まれます。

お客さまへのお願い

ETCカードの挿入忘れなどにより、万が一開閉バーが開かない状態で通過してしまった場合は、料金所または道路会社に必ずご連絡いただき、通行料金のお支払いについてお問い合わせください。

通行料金未払いのまま放置されますと「不正通行」として取り扱いますのでご注意ください。

1.実施期間

平成25年9月1日(日曜)~平成25年9月30日(月曜) 30日間

2.訴求ポイント

  1. 未精算による通過(うっかり通過)に関する周知
    • ETC開閉バーが開かない主な要因
      ETCカードの挿入忘れや有効期限切れ、一般車のETCレーンへの誤進入
    • ETC開閉バーが開かない状態でうっかり通過してしまった場合の「道路会社への連絡(申出)」
  2. ETC車載器の再セットアップの周知
  3. ETCレーンの正しい走行方法の周知

3.取り組み内容

  1. 啓発活動
    • ポスター及びチラシ掲示(配布)、ラジオ及びTVCM、看板及び懸垂幕・横断幕設置、WEB等による啓発
  2. 監視活動
    • 高速道路交通警察隊との合同監視、社員による不正通行監視活動等

参考:ポスター・チラシ

ポスター・チラシ