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ニュースリリース

設計金額を上回っても契約できる制度(協議合意方式)を試行します

平成25年9月19日
西日本高速道路株式会社

NEXCO西日本 (大阪市北区、代表取締役社長:石塚由成)は、円滑な事業執行を図ることを目的として、平成25年10月1日以降発注を行う一部の工事を対象に、最低入札金額が当社設計金額を上回っても入札者と協議し、審査のうえ契約できる制度を、指名競争入札により期間を限定して試行することとしましたので、お知らせします。

当社発注工事においては、入札の不落札、不成立(以下「入札不調」といいます。)が増加傾向にありますが、平成24年度は約20%が入札不調となっており、平成25年度に入ってもこの傾向は継続しています。

  平成22年度 平成23年度 平成24年度
発注工事件数(競争入札・250万円超) 270 374 486
入札不調発生件数 15 46 94
入札不調発生率 6% 12% 19%

こうした状況に対応するため、最低入札金額が当社設計金額を上回った場合でも、最低入札金額の入札者を協議対象者として協議し、当社設計金額を上回ることの合理性及び妥当性を審査のうえ当該入札者と契約できる制度を、指名競争入札により工種・期間等を限定して試行します。

本制度により、個々の現場状況等に見合った金額で契約できることや落札者の決定が迅速に行えることで、入札者の負担軽減に寄与することを期待しています。

なお、試行期間は今年度内を目途としていますが、運用状況を踏まえて検討していきます。

参考:新たな制度導入による落札者の決定方法 (例:最低制限価格を設定する場合)